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第九話

 職人ギルドに入っていくと、金槌が打つ音が止んでいた。その代わりに喧騒に包まれた。見渡す限り人人人とこの街の全住民が詰め寄せていくかのように人だらけになる。商人風の人、冒険者らしきグループ、高貴な服を纏う貴族、様々な人種がこのギルドに入っていたのは分かった。

 カウンターも数えきれないほど多く、どうのカウンターに並んだいいのかすら分からない。薬師ギルドからの紹介状を手にして扉の前に立ちすくんでいくと、1人の女性が俺の前にやってきた。


 「当ギルドにどのようなご用件でしょうか?」

 「あっ、はい。こちらを」

 手にした紹介状をその女性に渡して、その女性が封筒の後ろにある紋章を一瞥すると、

 「薬師ギルドからの紹介状ですね。」

 「分かります?」

 「えぇ、薬師ギルドの紋章とスートフマン家の紋章両方付いていますもの。ご紹介が遅れまして、私はシェリー・マイナーです。当ギルドの副ギルド長を務めております。よろしくお願いします」

 「初めまして、ライヤです。」

「ご丁寧に、こちらへどうぞ。ライヤさん」

 シェリーさんについていくと、部屋に入っていた。

 「では拝見させていただきます。」

 紹介状を取りだして読んで一分もせずに紹介状を二つに折り畳んで封筒にしまった。

 「紹介状を読ませていただきます。グレイさんからはなるべく便宜を計って欲しいと仰っていましたが、当ギルドに何のお望みが御座います?」

 「武器と防具の作成を依頼したいですが、ちょっと持ち合わせがなくてですね。よろしければ初心者用の剣と防具を一式レンタルして欲しいです。」

 「武具一式のレンタルですか。紹介状の件において許可しましょう。では手配されていただきます。」

 と言って部屋から出ていた。少し間をおいてシェリーさんがバッグを持って帰ってきた。そのバッグを机においてから椅子に座っていると、そのバッグから剣を取りだして机においてあった。その次に革製の胸当て、革製の両肩甲、革製の籠手と籠手の上につける木製円盾二つ、と革製の膝甲と初心者らしき防具を出した。

 「では、こちら初心者用の剣と防具を貴方、ライヤさんに月1Gで貸し付けます。」

 えっそれってほとんどただでは?驚愕な表情が顔にだしたのか、シェリーさんはニコニコと

 「大丈夫ですよ。この一式の武具は近いうちに処分する(・・・・)手はずとなっているので、あなたに貸すことがこの武具にとっての幸運ですもの。いいえ、むしろ買いませんか?100Gで売りますよ。」

 「好意に甘えて買いさせてもらいます。」

 昨夜にスラムで検証しまくることでLVL3になったスキル【鑑定】をそれらに掛けると、


鉄剣

状態:良好

価値:10000G

注釈:製作者が手慣らしに作成した剣。

制作者:シェリー・マイナー


革防具一式

状態:良好

値段:50000G

注釈:製作者が手慣らしに作成した革防具一式。

制作者:シェリー・マイナー


円盾

状態:良好

値段:20000G

注釈:製作者が手慣らしに作成した円盾。

制作者:シェリー・マイナー


 「でもいつか素材を持ってシェリーさんに(・・・・・・・)作成依頼をさせてもらいます」

 「楽しみにしていますよ」


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― 新着の感想 ―
[気になる点] 「好意に甘えて買いさせてもらいます。」 ↓ 「好意に甘えて買わせてもらいます。」 [一言] 誤字が多すぎます。
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