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異世界ダンジョン攻略記 ~幻想と冒険と色々な迷宮でファンタジーなRPG的世界で攻略する~  作者: 仮実谷 望
第四章

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72 神圧のゴキ悪魔

 78階層のオーソドックスな迷宮型ダンジョンを抜けた先にある道は暗かった。


 俺はモンスターを狩りつつ進みまくる。


 ミヤは足を引きずっていた。


 どうやらさっきの斬りあいの中で足をねん挫したようだ。


 マホに回復魔法をかけてもらい休むことにした。


「大丈夫か? そういう時はすぐに言ってくれよ」


「ああ、当潜わかっているけど速く先に進みたくてな……だから言えだせなくてな」


「ダメですよミヤさん回復魔法使えるんですからこういう時は言ってくれないと……」


「ごめんねマホ」


「そう気に病むんやない! ミヤはそこまで悪くないマホも悪くないそうやろ?」


「拙者はミヤ殿の気持ちわからんでもない……拙者も先を進んでいただろう」


「まあミヤさんは悪くねえな……当潜もそこまで心配すんなよ!」


「組秋……お前は良い奴だな……よし飯を食うか」


 持ってきている干し肉と乾パンと缶詰を食べる。


 野菜的なものは自然的なフィールドで取ったりんごのような果実で補う。


「それリマンという果実ですこの辺ではポピュラーに栄養が取れる果物ですよ」


 マホが注釈をつける。リマンか……みんなの分を根こそぎ取っていたからマジックバックに入っている。


 リマンをむしゃむしゃと齧る。味的にはりんごというより桃のような甘さだ。

 でも硬さはりんごのようなので桃のような味のりんごと言った感じだ。



 そうしてご飯を食べ終えて、ダンジョン攻略を再開する。


 78階層の迷宮を進み続ける。


 ジャイアントアントやメタルカマキリとかを相手に気合剣や太陽斬を繰り出す。


 太陽斬は熱い闘志を燃やしていたら出来た技だ。


 太陽のように熱い塊を剣に纏わせる技だ。


 斬りつける瞬間に太陽のように炎を爆発させるのだ。


 キリングバッタが5体ぐらい攻めてくる。

 ミヤが如月斬りを華麗に舞いながら回転しつつ切り上げる。右から左に斜めから袈裟切りに。もう一度舞いながら右回転で左から右に真横に斬り、さらにミヤは氷結の氷を剣に纏わせて上段から斬り倒す。


 マホはサンダルボムをキリングバッタに2匹に狙い撃つ。マホはさらにファイヤルボムを丁重に撃ち込む。速度的にゆっくり撃っているが何故か避けられない。それだけマホの魔法の撃ち込みは正確かつホーミング的に優秀なのだから。


 速く撃つこともできるがあえてやらない。必要な時には撃つが。


 リルは破壊拳を何度も撃ち込む。


 轟圧のリルの拳による一撃はキリングバッタを塵と化すほど強力な攻撃だ。


 組秋は大剣を奮って最大限の攻撃をぶつけている。組秋は一応剣道部所属だがかなりの強力な剣捌きだ。


 冬十朗は刀を妖美に扱う。圧を放つだけで敵をびびらせて動けなくする。


 そして切り殺される敵のモンスター。


 79階層まで来た。だがそこの悪魔が酷い見た目だった。


 ゴキブリのような見た目。だが悪魔。ゴキ悪魔がいた。


 名前もゴキラーマだ。


 そんな悪魔が俺たちに高速に迫る。


 俺は気合剣をぶつける。


 跳躍して一気に踏み出して敵を通り越す。そのまま着地して破壊形態になり破壊の六連連続斬りを繰り出す。


 返しの拳による攻撃を受け流して剣王斬を放つ。


 集中する瞬間に最大限の気合を込める。


 超感覚的に圧力をかける。破壊の太陽斬を放つ。


 劣等感に悩まされるがゴキ悪魔を切り伏せた。


「ガギギギギギギギギギガガガガガ…………」


 縦に真っ二つに切り裂かれたゴキ悪魔は死んだようだ。


 そしてなんか不名誉なだが強力なアイテムを手に入れた。


【黒光りする高速移動の腕輪】というアイテムだ。


 スキルを発動すれば一瞬だけ高速移動できるようだ。


 なんか使いたくないけどなかなかによさそうなアイテムだ。


 俺は装備することを決める。


 でもなんだろうピカピカと黒光りしているので何故かカッコいいように見える。


 ゴキブリだけどな……倒した相手……


 そのまま80階層の階段を見つけた。


 上に上がることにした。


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