表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界ダンジョン攻略記 ~幻想と冒険と色々な迷宮でファンタジーなRPG的世界で攻略する~  作者: 仮実谷 望
第四章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

70/76

69 覇電の雷竜

「あれっその人は? 当潜さん?」


「組秋だ 新しい仲間だ」


「よっこいつらがお前らの仲間なんだな!」


「ミヤデリカ・アストラーゼです」


「マホと呼んでください」


「リルと呼んでください」


「冬十郎と申す以後よろしく」


 そして71階層の探索を再開した。


 樹暗の舶来を奏する先帝から時間すら暴虐する破壊の悪魔が現れた。


 バーストベアーが三体も出現した。


 ミヤがスラッシュ・リグオール・ストライクをバーストベアーに打ち込んだ。


 リルが破壊拳を打ち込んだ。


 冬十朗がバーストベアーを振るいにかけて刀で切り伏せた。


 組秋は初期装備で大剣を装備していた。鎧は革製で動きやすさ重視だった。


 組秋はバーストベアーを限界まで引き絞った腕力で大剣で切り落とした。


 腕が切り落とされたバーストベアーが苦しそうに声をあげる。


 でもすぐに俺は剣王斬でとどめをさす。


 がらんどうに奈落の底に堕としそうなほど暴虐に攻撃してくる悪魔の熊を、悠然に奈落の底に堕とす剣姫がいた。


 ミヤデリカ・アストラーゼだ。

 優雅に舞を踊るかのように旋律の波動を重ねて、ぜんまい式の機械仕掛けの時計が刻一刻と秒針を刻むように、美しく誇らしく力強く剣を振り抜いた。


 バーストベアは打開された。


 そして71階層を暫く歩いていたら、ガラムオークが4体も出現した。


 緑色の角のようなものが生えていて、肌は薄汚い溝に濁った緑色だ。


 しかも牙が生えていて、かなり獰猛そうだ。


 大斧を振り上げて、組秋に立ちふさがる。


 が組秋はなんか慣れたように大剣を仕上げる様に構えて振り抜いた。


 するとガラムオークは真っ二つに。

 組秋の昔からのゲーム好きには恐れ入った。


 こいつやるゲームやるゲームが得意だからな。


 なんでもそつなくこなすから昔からの親友として強いからな。


 マホの魔法は優雅を飛び越して爆裂なほどに強い。


 戦慄の破壊力で時間すらも忘却して敵を打ち砕く。


 崩壊の奈落にへと舞堕とす悪魔すらも恐れる魔法だ。


 火炎魔法もファイヤルボムの威力も日に日に増している。


 72階層の無限に動き回るかと思われたホーミングラットが30体ほど現れた。


 小さくて動き回るその軽やかな小さきものは突進攻撃を仕掛けてくる。


 リルは拳による武技で破壊的攻撃を重ねる。


 轟雷拳!!


 拳圧でホーミングラットが細切れになる。


 ヒビが入る様に切れ込みが入る。


「やったぜ! 当潜君がんばってるかなお姉さんも~☆」


「いいですよ、リルさん頑張ってますよ」


「えへへ、ありがとう」


 ビオランテコボルトが若干ぎこちない動きで迫ってくる。

 

 でも十二分に怪力と言うより犬の恫喝で怖そうに攻めてくる。


 百に千に王の力で……万雷の迫力でコボルトたちを剣で切り伏せた。


 ビオランテコボルトは冬十朗の刀で破壊的に切り落とされた。


 72階層のあたりを動き回っているとデオライトグールが這いまわっていた。


 光属性のグール? なんか綺麗だな。


 でも動きが遅い。

 そして怪力の持ち主だ。

 

 でもリルはそんなの気にしない汚そうな見た目でも平気で殴り飛ばす。


 境界を逃さないように支配的に組秋は大剣を豪快に振り回す。


 大雑把に大剣を振り回しているように見えるが正確に敵の急所を撃ち抜いている。


 デオライトグールがそこまで動きが速くないからか、人間的に鈍いというからか簡素に相手する。


 証明できない命題なんてくそくらえだ。


 組秋がなんで初日なのにこんなに強いのはなんでだろ?


 まあ考えても仕方ない上手くやっているからいいからな。


 73階層まで来た。


 ジャグリングライトニングドラゴンが出現した。


 73階層で中ボス戦だ。


 あんまし強そうじゃない……? そんなことはない迫力が他のドラゴンとは違う。


 もの凄く強そうに見える。なんかヤバい……だが冬十朗が刀を抜く。


 そして縮地で近づいて一気に振り抜く。


 しかし皮膚には浅い傷がつく。


 硬いようだ。


 安心できない龍のようだ。最強なのか?


 竜が光球をジャグリングするように放ってきた。


 だからジャグリングライトニングドラゴンなのか!?


 雷竜の恐ろしい破壊的魔法が近づいてくる。


 だがマホが盾を張る。

 

「リフレクションシールド!!」


「サンキューマホ」


「このくらいへでもないです」


 そしてリフレクションで跳ね返す。


 そして冬十朗が今度は気を籠めて斬る。

 今度は攻撃が若干だが通る。


 そして組秋も大剣を豪快に落とし込む。


 無限に気合を込めるかの如く破壊を生み出す。


 そして俺も動いた。


 極大気合剣と剣王斬を併用した極大剣王斬を繰り出した。


 真っ二つに切り裂いた。


 なんかいつもより気合を籠めた。


 そして何とかうまくいった。


 さあ進むとするか。


 みんな感心してた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ