66 破壊王
現在51階層の地にいる。
冬十朗と共に魔物を狩りまくる。
薔薇人が現れて、世界を薔薇に染めまくる。
マホがファイヤルボムを使用して薔薇人を燃やし尽くす。
薔薇人の薔薇弓が炸裂する。
薔薇の形の矢が放物線上に俺達に向かって飛んでくる。
それを俺達は回避する。
矢の大きさは普通よりも大きいが速度は遅い。
なので回避は容易だ。
ミヤはスラッシュ・リグオール・ストライクを使用して数多い薔薇人を倒していく。
リルは気功弾を飛ばして沢山の薔薇人を倒す。
俺も剣で六連連続斬りを使用してまとめて細切れにする。
そうやって倒していくが、ついに51階層を抜ける。
52階層は薄暗いダンジョンのような懐かしい感じの場所に移動した。
出てきた魔物はゾンビ系の魔物。
ディアナイトという甲冑系のモンスターだ。
今まで出てきた甲冑系のモンスターとは比べ物にならない強さである。
まず魔法が効きずらい。
なのでマホに支援魔法をかけてもらい、俺やミヤとリルと冬十朗が前に出る。
ディアナイトは紫の色の甲冑で、重苦しいほどの重量を備えている。
数々の冒険者の血を吸ってきたような破壊力のある重剣で俺達を襲いかかってきた。
俺は炎の力を剣に籠めて、そのまま気合剣でディアナイトを斬り伏せた。
ディアナイトは俊敏な動きで俺の攻撃を回避した。
だがそこに俺は追撃の一閃斬りを追加する。
そこまで動きに追従できないのか、ディアナイトはそのまま俺の攻撃を防げないでいた。
だが、防御力が高いようで一撃では倒せない。
冬十朗が横から来る。
「火斬!!」
斬られたディアナイトは燃え上がった。
そのままミヤが追撃を加えた。
そしてリルが拳の一撃を加えた。
これによりディアナイトがやられて消滅した。
続いて強力包帯男が現れた。
力が強い魔物だ。
だから俺が行った。
剣王斬を使い一気に倒した。
だが、次の魔物がヤバかった。
ソルムゴーストという魔物が出てきた。
赤紫色の幽霊のような半透明上のゴーストだ。
通常攻撃が効きずらそうなモンスターだ。
俺の剣による攻撃が効きずらかった。
だからマホに魔法で倒してもらった。
そのまま52階層は何ごとなく通り過ぎた。
53階層は緑色の草原が広がっていた。
狼系の魔物が多く登場した。
数が多い、一度に30体は出てきた。
しかも素早いのでやっかいだ。
デモンズウルフという強い狼系の魔物がやっかいだ。
速い上にでかい、毛皮が厚くて斬撃系の攻撃が効きずらいようだ。
だが、気合剣を使用すれば刃が通るのでなんとかなった。
冬十朗も気による刀強化が使えるようなので、デモンズウルフでも問題なかった。
それよりもミヤが危なかった。
自分の実力以上の魔物に出会ったようで反応速度が間に合ってなかったが、徐々に慣れていったようだ。
なんどもミヤを守るように立ち振る舞ったが、ミヤが申し訳そうにしていた。
だがこれもミヤのレベルアップのためならと思い、俺はミヤと協力した。
そのまま次々進んでいった。
そして60階層まで上がってきた。
そこは大きな部屋だった。
黒塗りの台座があり、だだっ広いだけの部屋だった。
そこには一人の魔人がいた。
身長が3メートルくらいある巨大な魔人だ。
そいつが喋った。
「良くぞ来た……我が名は破壊王デモニウス・グラディエンドだ。お前たちに選択肢をやろう、死か絶望か……さあ我の前に現れた不幸を呪うがよい!!!」
破壊王がまず動いた。
こいつは武器を持たない。
その拳で俺達を殴り殺そうとした。
まずはミヤが狙われた。
ミヤの背後に移動した破壊王はそのまま拳を強化魔法で強化して殴りつけてきた。
ミヤはあまりにも咄嗟のことなので対応できないでいた。
ミヤはやられた。
そのまま十数メートルほど吹き飛ばされた。
「ミヤ!!!」
俺はミヤの元に素早く移動した。
骨が折れている、口から血を吹きだして内臓にダメージを負っている。
俺はマホに回復魔法をしてもらうように言う。
マホはすぐさまミヤに回復魔法を施すが、かなり回復には時間がかかるようだ。
それまでマホとミヤが無防備になる。
俺はリルと冬十郎にマホとミヤを守るようにしてもらう。
「あいつの相手は俺がする」
「そんな! 当潜様危険です!!」
「そうだよ! 危険だよ当潜! 僕も一緒に戦うよ」
「そうでござる。拙者も一緒に……でもそれだとマホ殿とミヤ殿を守るものがいないでござるか……」
「そうだ……だから俺が行く、不安か?」
「いや、当潜なら不安はないでござる」
冬十郎が不安はないと言ってくれる。
だが、マホが不安そうな顔をしている。
そして意を決したような顔でこう言ってくる。
「当潜様、あんな奴にやられたらもう手を繋いであげませんから!」
そう言って極大な威力の支援魔法をかけてもらう。
マホ、こんな魔法まで使えたのか……
俺は負けられないと思った。
「話し合いは終わったか? いやお前の最後の時間が終わったのか……」
「それはお前のことだ、破壊王!!」
俺は自身の状態を最高の状態に保つようにした。
体に流れている気の状態を最高の状態に上げた。
まるで体がいつもの自分とは違う状態と言えない状態で俺は周囲をエネルギーの膜で覆った。
灼熱の業火をイメージした。
そうだまるで太陽だ。
俺はそのまま太陽の力を展開しつつ、極大の破壊力で敵を切り裂いた。
「ぐわあああああ!!!!!」
名付けるとしたらえそれはまさに太陽……太陽斬!!!
破壊王はそのまま何かをドロップして、消滅した。
そして謎の声が俺の脳内に響き渡った。
【破壊王を倒したことにより破壊王の称号を取得。ユニークスキル『破壊形態』を取得】
久々にステータスを確認した。
レベルが大幅に上がっていた。
仙道当潜 男
レベル50
職業 ???
HP 1055/1055
MEP 555/555
攻撃力 755(+65)
守備力 610(+120)
力 690
守り 490
素早さ 856
魔力 310
知識 380
やる気 3505
スキル……六連連続斬り、一閃斬り、居合斬り、気合剣、剣王斬、幻影剣、極大気合剣、太陽斬
超能力スキル……『物質超強化』、『肉体超強化』
ユニークスキル……剣王の圧力、破壊形態
魔法……無し




