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異世界ダンジョン攻略記 ~幻想と冒険と色々な迷宮でファンタジーなRPG的世界で攻略する~  作者: 仮実谷 望
第四章

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62 ミヤデリカ・アストラーゼ

 朽ちた城に着いたトウセンは勇敢に進み怪物たちを果敢に討伐していく。

 私は横で一緒に戦いながら自分の剣の実力をあげていく。

 私の名前はミヤデリカ・アストラーゼです。

 16歳です。まだ若輩者の魔法剣士です。

 実はある事情で一人旅をしていたところ、トウセンと出会ったのです。

 最初は男の子が一人で戦っているというのが感想でした。

 でも直感でこの人は信頼できる。

 勇気のある人だともわかりましたし、私の足りないものを持っているそんな希望が持てるような人だった。

 そんなにかっこよいわけでもないけど、身長が高いわけでもないし、力があるようにも見えなかったけど、この人なら私は一緒に旅が出来ると思った。


 諦めないで、一人旅をしてきたかいがあったというわけです。

 私は小国の王女でした。

 いえ、今でも王女です。五人姉妹の三番目の王女です。

 上には二人の姉がいます。

 一番上のお姉さまはハクレンカお姉さま。

 私とは三つ違いです。

 白ゆりの花のように美しい白い髪をしていて、銀色の瞳を持った、気高きお姉さまです。

 私が7歳の時木に登って降りられなくなっていた猫ちゃんを助けようとしたら、私も降りられなくなっていたところを颯爽と助けてくれました。

「ミヤはこれだから眼を離せないな」

「ハクお姉さまありがとうございます」

 私はその時のお姉さまのお姿を忘れません。

 ハクお姉さまはブリュンヒルデフィールド家の中でも歴代最高の戦闘の天才と言われてます。

 私が11歳の時にはハクお姉さまは14歳ですね、その時に王国騎士団の人とハクお姉さまが模擬戦をすることになり、もちろん訓練の一環ですが。

 そしてハクお姉さまは王国騎士団の一般騎士ですが、それでも中隊長に勝ったそうです。

 ハクお姉さまは将来は姫騎士になりたいと言ってました。

 そして勇者と旅立ち、伝説の存在となりたいと言ってました。

 関係ないですけど、ハクお姉さまの本名は、ハクレンカ・ファセット・レイベルク・フォン・ブリュンヒルデフィールドです。

 実はアストラーゼは母の旧姓です。本名を名乗ったら私がブリュンヒルデフィールド家の人間だとばれてしまいますから。

 私の本名も少し長くて、ミヤデリカ・オンファス・ジュピテス・ムーン・ブリュンヒルデフィールドと言います。

 まあ家族からはミヤとかリカとか呼ばれていますね。

 

 二人目の姉、グレース姉さまは私より一つ上です。

 グレース・ドラゴンアゲート・アクセル・プルート・ブリュンヒルデフィールドと言います。

 グレース姉さまは銀色の髪色で、瞳も銀色の美しい人です。

 ブリュンヒルデフィールド家で一番の魔力を持ち合わせていて、私が10歳の時グレース姉さまは11歳なのでその時、すでに子供賢者と呼ばれていました。

 王国中にある魔導書は既に読み漁り、あらゆる種類の魔法を覚えて、試しては父上や母上に怒られていました。

 結構悪戯好きで姿を消す魔法とかを使い、みんなに悪戯してました。

 でもたまに私と一緒に冒険に行こうと誘い近くの森で魔物を相手に戦ってました。

 魔物は結構強いと思い、あの時は怖かったです。

 グレース姉さまは大丈夫ミヤは私が守るからと言い、私を守ってくれました。

 極大魔法グレゴラース・アトミック・ファンタジアを使用して、オークロードを灰にしてましたこの人。

 グレース姉さまは出鱈目な人です。

 今もどこかでさまよって、一人魔物を倒していると思います。

 そしてたまに戻ってきていると思います。


 家族は基本放浪癖があります。

 父上、ハクお姉さま、グレース姉さまは基本家に居ません。

 家というより城と言ったほうが良いですが。

 母上が国政を一手に引き受けている状況です。

 毎日の書類仕事とかは母がやってます。

 大変ですが母はまあ楽しくやってると思います。

 まだ31歳なのでバリバリです。

 父は35歳です。


 私の二つ下の妹、ジュリアンテは可愛い妹です。

 煌びやかな海色のスカイブルーな髪色で、それと反する灼熱の灼眼の瞳。

 ブリュンヒルデフィールド家の才女と言った感じで、頭がいいです。

 昔からジュリはなんでも作ってしまうのです。

 なんか物を冷やす箱のようなものを作ってしまって、これで食材が腐らずに済んだのです。

 他にも二輪車に燃料をつんで、ジュリはこれをバイクと呼んでました。

 それで遠くまでお手紙を運んだと本人から聞きました。

 とにかく発明家なのですジュリは。

 なお魔法の才もまあまああり、グレース姉さまほどではないですが、水と火の魔法の才があり、ジュリはそれを利用して発明をしているともいいました。

 雷の魔法も使用し、最近はラボに籠って何やら色々と作っています。

 たまに素材を取りにダンジョンに行くこともあるそうです。

 錬金術にも精通しているようです。

 魔法でバンバン敵を倒してしまいます。

 去年一緒に護衛の人と一緒に腕試しでダンジョンに入ったらジュリは一人で先に行ってしまい階層主を倒してしまいました。


 ジュリは泣き虫な面もあります。でもいつも泣いた後直ぐに復帰します。

 そんな私はいつもジュリに励まされます。


 私より6つ下の最後の妹。ゴールドハニー色の髪色で、不思議な力を持っている私の妹。

 アリスベル・ローズマリー・ゴルデーン・リンゲルナ・ブリュンヒルデフィールド。

 瞳色もゴールドハニー色で、美しいお人形さんみたいな顔で、可愛らしい天使の声を持っている、私の妹とは思えないほど可愛いらしい妹です。

 アリスは相手の心を読めるだけではなく、物の感情を読み取ったり、動物の心まで読みとってしまう。

 アリスは不思議な子です。

 妖精の森に家族で旅行に行ったとき、森の妖精に導かれて、妖精の御もてなしを受けた。

 どんな病気も直す妖精の薬を貰ったりした。


――「この世の不条理や全世界の病気で苦しむものたちよ……我が力の前にひれ伏せ、」


  アリスが一人で花畑の中でセリフを言っている。

 今話しかけたらそれはそれでアリスが困りそうだ。


「許されるのなら許しを貰いたい、暗黒の魔神を撃ち滅ぼさん勇者を我が志で射とめてみせると約束しようと言ってみる、ファルホローゼブライカ」


「アリス帰りますよ……」


「おおねいちゃん!? …………見てないですよね? 見てないよね? ねぇ……」

「夢を持つことはいいことですよアリス」

「ふぎゅ~~~;;;」


――みたいなことがあった。

 そんなことより危険な事態もあった。


――「アリスベル様、金色の天使を我が悪魔の王、悪魔王サタミネス様が欲すると言うことで、参上に参りました」


  私とハク姉さまとグレース姉さまとジュリとアリスが中庭で遊んでいる時にそれはやってきた。

 見間違えることはない、こいつは悪魔だ。悪魔なんて始めて見るが魔族の中で最強の魔力を有し、狡猾で、獰猛で、欲深い人ならざる者。

 どんな卑怯な手を使い、人を欺き騙し、裏切る絶対に信用してはいけない存在。


 悪魔に今現在狙いをつけられている。

 アリスが眼を潤ませて、泣きそうな顔をしている。なんだかんだでまだ10歳の少女だから年相応だ。

 ハク姉さまが剣を抜いた。

「こい……必ず貴様を打倒して見せる」

「おやおやこれはまた美味しそうな果実ですね……あなたもかなり私を楽しませてくれそうだ」

 悪魔が右人差し指を向けると光線が出た。

 ハクは剣で光線を切り裂いた。

 悪魔が眼から光線を出した。ハクがそれを全て剣で防いだ。悪魔が右手を伸ばしてきた。そのまま爪で切り裂いてきた。

 ハクがそれを白の魔力を拡散させて、網のような防御結界をはる。

「苦し紛れかと思いましたが、かなりやるようですね……もう少し本気を出しますか」

 そう言うと悪魔が体を変化させてきた。

 肉体が大きくなり、戦闘モードと言ったところか。

 悪魔が高速でハクに迫り、右の拳で殴り殺してくる。

 ハクは聖魔の真盾セイントマギアオルファンスシールドを展開した。


 悪魔の拳は旋風を巻き起こして、中庭を悪夢の光景に変えた。

 花壇のローズマリーやアジサイ、バラ、スミレ、カエデ、チューリップなどは根元から折れて、花弁が粉砕した。

 遊具は粉々に壊れて、窓ガラスは木端微塵に粉々になってしまった。

 ハクはハク姉さまはそんな悪魔の破壊の攻撃を無力化した。


 グレース姉さまがここで動いた。

 極大殲滅消滅魔法アルス・マグナ・ゼロ・エクスプローデウス・ジャジメンディースを起動した。

 魔法には第一位階魔法から第十二位階魔法まであるが、王立魔法学院とかで教えられる魔法はせいぜい第六位階魔法ぐらいまでで、第七位階魔法より上は賢者や大魔導師とかが独学で覚ええるもので、そういう魔法の達人を師匠にしないと使えないのが普通だ。


 第十位階魔法にまでいくと伝説の大賢者などが使っていた極大魔法とかになる。

 これ一つで魔族の1000の群生を一瞬で吹き飛ばせるほどの威力だ。

 グレース姉さまが使用したアルス・マグナ・ゼロ・エクスプローデウス・ジャジメンディースは最高の一歩手前第十一位階魔法だ。

 極大殲滅消滅魔法と言って敵を消滅してしまうほどの威力を持っている最強にして最大の魔法だ。

 それをグレース姉さまは詠唱に独自の言葉ワードを追加して、対個に対しての消滅魔法に改造した。


 悪魔は抵抗レジストを行うが、悪魔の類い稀ない魔力を持ってしても、完全に抵抗レジストできなかった。

 半身が消滅した。悪魔はそれでも立っている。息は絶え絶えだが、それでもまだ眼に闘気は宿っている。

 暗い暗黒の眼だ。人間を心底見下している眼だ。悪魔は言葉を吐いた。人を狂い苦しませるような悪魔の声で。


「皆殺しダ……アリスベル嬢を除いてダガ……」


 悪魔は破壊光線を口から吐き出した。


 ジュリがそれを体で防いだ。


 ジュリはありったけの魔力で防御したのか体に穴が開くほどではなかった。

 骨が粉々に折れる程度で済んだ。

 お姉ちゃんと近寄るアリス。アリスはジュリを抱きしめる。金色の光がジュリを包み込む。

 ジュリは完全に傷が癒えていた。ジュリを癒したアリスの完治の力は謎だ。

 魔法でもない、魔力だけで相手を癒すどんな傷でも治せるそんな不可思議な力だ。


 アリスが立ち上がる。悪魔を凄い眼で睨みつける。その時のアリスの出で立ちは不老不死の化け物真祖の吸血鬼ハイ・デイライトウォーカーそのものだった。

 伝説の化け物を模倣するかのごとき迫力でアリスが言葉を放つ。


「お願いだから、このまま目の前からいなくなって」

 悪魔はその瞬間いなくなった。

 何が起きたのかわからなかった。

 そんな不可思議な現象が起きたのだ。


 執事のモデンさんが後に語る。

 みな王国の宝であり、最高の贈り物で失うわけにはいかない。

 メイドのサレンさんが話す。

 彼女らは世界有数の力を有する聖人だと。


 私は役立たずだと感じた。だから旅に出た。自分を鍛え直す武者修行の旅に出たのである。

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