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5

 ブレスト・モンスターのグレートゴブリンと交戦中の当潜は悩んでいた。

 このまま突っ込むか、フェイントを入れながら戦うか、どちらにしたもんか。


 そんなことを考えながら攻撃を仕掛けるが今度は棍棒で防がれる。

 こいつ本当にいい反応速度を持ってやがる。


 ならばこれでどうだ右付け目の足を狙うふりをして左付け目の足を狙う。

 成功した。三回目の攻撃が通る。残りHP68だ。


 そして一番威力のある攻撃を仕掛けてやることにした。

 通常技の力溜めを行う。

 これは五秒間の間無防備になる代わりに通常の攻撃力の1.8倍の威力で攻撃を行えるというもの。五秒間ぐらいなら俺のテクニックでなんとかなるはず。


 そして溜めに入る。一秒……二秒……三秒……あグレートゴブリンが気づいたのかこっちに向かってくる。


「キサマ!そうはさせるカ!」


 ヤヤバいしかしもう途中でキャンセルはできないのでなんとかもできない。

 四秒………………五秒目が長い気がする……速く五秒たてよ!

 そして五秒が過ぎた。

 力溜め完了。これで決まりだ!


「グレート・ストラッシュ!」


「グアアアア!」


 どうやら決まったようだ。21ダメージをたたき出した。残りHP57だ。

 俺はこの隙にひたすら攻めることにした。

 なおグレート・ストラッシュとは俺が咄嗟に考え出した技名である。


「さあどんどん行くぞこのデカぶつめ!」


「クソガ、人間風情がオレサマを舐めるなア!」


 暴走しているのか先ほどの鋭敏な動きが全く感じられない。

 全然動きにキレが無いのである。

 これならいけると思った。


 そしてどんどん足の根元を狙っては斬りつけるを繰り返す。

 そしてとうとう倒すことに成功する。


 ブレスト・モンスター:グレートゴブリンの撃破に成功しました。

 いつも通りウインドウ画面が出現する。

 レアアイテム:ゴブリンの爪を手に入れました。


 おっラッキーいいもんゲットだぜ!


 そして俺は地下四階の階段に向かって歩を進めるのだ。

 はーやく真のボスのところに着かないかなー。

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