47
俺は今達人のケンオーさんに稽古を付けてもらってる。
そしてこの大岩を叩き割って見なさいと言われている。
それでいろいろしてみた結果ひびを入れることには成功した。
だがまだ叩き割るには至らない。俺は後のことを考えた。
このまま叩き割るにはどうすればいいか心眼を鍛えろと言われたがどうすればいいのかなんだかんだで教えてくれないのだ。
とにかく俺は心眼を鍛えるために滝に打たれる五時間ぐらい打たれた。
そして大岩の前にやってくる。そして俺は剣を交える。
しかしそれでもひびが入るくらいだ。
なかなか上手くいかない。そして俺は悩むどうしよう……
なお今は達人のケンオーさんはミヤの剣の相手をしてもらっている。
だから俺の相手はしばらくお休みなのだ。
そんでもってなんども繰り返す滝に打たれて剣を大岩に交えての繰り返しだ。
そしてそんなこんやで一日が更けていく……
それでも俺は諦めないと思う。
これでも俺は諦めが悪いほうだ。だからここまでもっているんだと思う。
それにしてもこの大岩は魔力でもかかっているのか叩き割れない。
ひびは少ししか入らない。
これでもかと試す。だが割れない。
そんな日々が過ぎていく。
しかし俺は諦めないからな。
そんなこんやでケンオーさんの家で寝泊まりすることになった。
次の日俺は基礎トレーニングとして腹筋100回腕立て伏せ100回背筋100回をさせられた後マラソンとして五キロ走らされた。
それでこの後滝に打たれていつもの修行に入るのだが。
今日は少しかわったことをさせられた。
ミヤと一戦交えることになった。
どうゆうことかと言うとそろそろお互いの実力を見ておきたいとのこと。
ならば勝負だ!と俺は受けた。
なお傷薬は常備しているので存分にやれとのこと。
でも死んでしまってはいけないので手加減はすること。
俺はまず近距離で攻めることにした。
畳み込むように六連連続斬りを仕掛ける。
ミヤはそれを後ろに下がってかわす。
なんどもかわす。
なかなか当たらないぞ。
そしてそこから一閃の剣捌きが来た。
俺は突然のことなのでビビった。
どういうことだ?ミヤがこんなに強かったなんて。
ミヤも少しは成長しているということか。
ならば俺も本気を出そう。一閃斬りだこれで寸止めを行う。
ミヤは少し驚いた表情をしていたが直ぐに三日月斬りで対処してきた。
ぶつかる剣と剣。お互い一歩も譲らないのだ。
それでお互いが衝突しようとしたとき達人の待ったがかかった。
これで勝負はお終いだということ。
少し残念だ。もう少しやっていたかったと思う。
ミヤも残念そうな顔をしている。
でも本気の二人がぶつかればお互い怪我をしていたかもしれない。
だからよかったのかもしれない。
そうして俺は大岩を叩き割るといういつもの修行に戻っていった。
こうしてみるとこの大岩少し綻びがありそうだと思った。
そこで俺は綻びを狙ってみた。
すると亀裂が入ったあともう少しだ。
俺はめいいっぱい力を込めた。
「これでどうだあああああああああああ!」
ピキピキピキついに割れた。
ついにやったのだ俺は師匠に言われた修行を完成させた。
そして師匠のケンオーさんが現れた。
「よくやったな」
「俺真の剣士になれたんですかね」
「まだまだじゃがな」
「えっ酷い……」
「冗談じゃぼちぼちいいとこまでいってるわいそれより修行を再開するぞ」
「えっまだあるんですか?」
「そりゃそうじゃ武は一日にしてならずじゃ」
そうして俺は新たな必殺技を習得するために別の修行をさせられた。
剣の素振り、小石を避ける、気を高めるなど色々だ。
そして剣王斬と呼ばれる師匠の名前がついた必殺技を習得した。
これで旅を再開できる。
俺たちは師匠と別れることにした。
だがそこで思わぬことが待っていた。
師匠のお孫さんリルアルム・サラムさんが俺たちと旅をしたいと言い出した。
もちろん俺たちは了承したが師匠のケンオーさんが反対した。
「お前が行ってしまったら儂の心の拠り所が無くなるのじゃあ」
「お爺ちゃん一人で生活出来るよね村の人もいるし」
「どうしても出て行きたいのなら儂を倒してからいくがいい」
「いいの?それで私昔より強いんだから」
それでリルとケンオーさんの勝負が始まった。
お互い拳法による勝負だった。
お互いが一本取るまで終わらなかった。
そこで始めはケンオーさんが攻めていた。
右から攻めていくスタイルでリルさんを困惑させていたが直ぐに慣れたのかリルさんが反撃に転じた。
胸の辺りを攻めていくスタイルでケンオーさんが防戦いっぱいになる。
だが直ぐにケンオーさんも攻撃に転じる。
そして孫のリルさんから一本取ってしまった。
「そんなまだ敵わないというの?」
「リルよお主はまだ弱い儂よりまだまだなそんな奴だから孫には旅をさせろということなのかもしれんの……」
「えっお爺ちゃんそれじゃあ……」
「うむ行って来い」
「ありがとう!」
こうしてリルさんが仲間に加わった。俺たちはまだ見ぬ未踏のダンジョンに向けて歩を進めたばかりだ。




