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異世界ダンジョン攻略記 ~幻想と冒険と色々な迷宮でファンタジーなRPG的世界で攻略する~  作者: 仮実谷 望
第三章 達人の孫はハーフドラゴン!?

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 俺たちは昨日ダンジョンの攻略を終えたばかりだ昨日はご飯を食べたら寝てしまった。

 そして俺は今目を覚ました。朝の七時だ。とても陽気な朝だ。

 俺は顔を洗いに共同洗面所に行く。ついでに歯磨きもしに行く。

 顔を洗ったら歯磨きをした。ゴシゴシと念入りに歯を磨く。二度磨きだとても念入りだ。

 そして自分の部屋に戻る。少し早く起きすぎたかみんなが起こしに来ない。

 ただミヤはともかくマホは寝ているだろうと予想がつく。なので俺はもう一度寝なおすことにした。


 今の時刻朝の八時だ。あれから一時間寝てしまった。どうも疲れが取れてないみたいだ。

 俺はみんなを起こしにそれぞれの部屋に行った。まずミヤの部屋に行ってみた。扉を二回ノックする。返事が無いどうやら留守か寝ているようだ。また風呂でも入っているのかもしれない。俺はいったん諦めてマホの部屋に行くことにした。


 マホの部屋の前に来た。そしてノックを二回する。返事が返ってこないどうも寝ている可能性が高いようだ。俺は諦めて自分の部屋に戻った。そしてさらに寝なおすことにした。


 現時刻朝の九時だ。さらにあれから一時間寝てしまった。そろそろお腰に行かないといけないよな。ということで俺はみんなを起こしに行くことになった。まずはミヤだ俺はミヤの部屋の前に行った。そしてノックを二回する。すると扉に近づいてくる音がして扉が開いた。


「はい、どちらさまですか……当潜ですか当然ですよねこれから朝食でも食べに行きますか?」


「ああ良かった起きてたのか……そうだな朝食まだだったなでもまだマホを起こしていない」


「それじゃあ二人で起こしに行きましょうか」


「そうだなそうしよう」


 というわけで俺たちはマホを起こしに行くことになった。そしてマホの部屋の前に居る俺たち。俺はノックを二回する。返事が無いなのでまたノックを二回する。それでも返事が無いなので俺はノックを十回ぐらいする。またもや返事が無い俺は呼びかける。


「マホ起きろよおおおお朝飯が待ってるぞおおおおおおおおお!」


「朝ごはんですか!?」


「……………………」


「あっ……おはようです……勇者様」


 というわけで俺たちはマホの支度が終わるまで待っていた。約ニ十分後に準備が終わったようだ。そして下にある食堂で朝ごはんを食べることにした。


「それで今日の予定をどうするか?が問題なわけだ」


「そうですね今日は一日ゆっくりしませんか?」


「あ賛成ですもぐもぐ最近お休み貰ってませんでしたから」


「食うか喋るかどっちかにしろよマホ……そうだな確かに最近戦い続けていたし休息も必要だよな」


「それに私この町を回って見たいですし」


「私もですたまには観光したいです」


「うーんそうだな観光か……そういうのもいいかもしれないなたまには……」


「そうです当潜……いつも戦い続けていたら疲れてしまいますからね」


「そうですそうです!戦士には休息が必要なのです!」


「お前は魔法使いだろに……まあそうだなそれじゃあ今日はこのあと自由解散でそれぞれこの町の観光などをするようにしよう!それで決まりだな」


「何を言ってるんですか当潜?一緒に回るに決まってるでしょう?」


「もちろん私も一緒ですねこの町をみんなで回るんですよね?そうですよね?」


「えっ俺は今日はゆっくりしようと思ってたんだが……だめか?」


「だめに決まってます!一緒に回らなくては意味ないですよ当潜」


「そうですね当潜様には悪いけど今日は一緒に回って貰いますですよね当潜様?」


「とほほほ……」


 というわけで俺はミヤとマホと一緒にこの町グリフェンを回ることになった。まあたまには付き合わないといけないかな。あれでもこれってデートってやつじゃないか!?もしかしなくてもそうだよなしかも両手に花とまではいかないがミヤはともかくマホはまだ子供だしな。これは大変なことになった。俺しっかりエスコートできるかな?まあなんとかなるだろう。そういうことで俺たちはデートすることになった。


 今雑貨屋に来ている。お洒落な小物とかを見ている。例えば置き時計とか木彫りの人形とかアクセサリーとかそれらをミヤとマホが熱心な目で眺めている。


「これなんてマホに似合うんじゃないかな?」


「えっでもそんなの私には似合いませんよ」


「そんなことないよ絶対似合うからつけてみて」


「そうですかわかりましたですそこまで言うなら」


 そう言ってミヤはマホにネックレスを付けさした。それは驚くほど似合っていた。琥珀色の石が埋め込まれたネックレスはマホにかなりマッチしていた。

 そしてミヤが言った。


「マホちゃん似合うよやっぱり!買っちゃいなよ!」


「えええうーんそうですね値段もそれほど高くないし買ってもいいかもしれませんが……」


「マホ……なんなら俺が買ってあげようか?」


「えっ……勇者様それは悪いですよ!確かにそんなに高いものでは無いですけど」


「いいよマホ欲しいんだろそれに今日は俺がみんなのエスコート役だからなこのくらいの面倒はみないとな」


「それじゃあお願いします私これ一生大事にしますから」


「大げさだなまあいいよじゃあ行くかレジに」


 そうしてネックレスを買ってやった。すごくうれしそうにしていた。俺たちのデートはまだ続くようだ。

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