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異世界ダンジョン攻略記 ~幻想と冒険と色々な迷宮でファンタジーなRPG的世界で攻略する~  作者: 仮実谷 望
第三章 達人の孫はハーフドラゴン!?

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 今俺は異世界の宿に泊まっている。さわやかな朝だ。窓を開けると大自然が遠くに見て取れる。なんてさわやかなんだろう。俺はこんな異世界に居るんだとあらためて感じる。

 現在二階の宿に泊まっている。部屋は十二個ありそのうち三つを使っている。

 そのうち俺は一番左の部屋を使っている。俺はそろそろ顔でも洗ってこようかなと思い共用洗面所に行こうとしてた。すると俺の目の前にマホが姿を現した。

 ふわふわのパジャマだピンク色の柄で星のマークが描かれている。

 寝起きのようで眉を擦っている。大あくびをしている。


「ふわあああ当潜さんおはようございますむにゃむにゃ」


「まだ眠そうだなマホはもうちょっと寝てきてもいいんだぞ」


「そんなわけにはいきませんよー他の人に迷惑かけるわけにはいきませんよー」


「そうだなでもあとちょっとぐらい寝てもいいからな」


「それじゃあちょっとだけ寝てきますー」


 そう言ってマホは自分の部屋に戻っていった。どのくらい寝ていいかは言わなかったけどあんまり寝過ぎるのはどうなんだろ。

 とりあえず俺は共同洗面所に行くのであった。

 行くと誰も居なかった。俺は顔を洗うのであった。

 歯磨きもするのであった。そして元の部屋に戻って出かける支度をするのであった。





 現時刻九時。あれから三十分経った。準備は色々とかかるがミヤとマホはどうしているんだろ?とりあえず各部屋に行ってみるとするか。

 まずはミヤの部屋に行ってみる。ミヤはすぐ準備する性格だと思うのだが。

 ミヤの部屋に行くと鍵がかかっていた。ノックをすると返事が無い。

 どこかに出かけているのか?だとすると女の子が出かけるような場所というと……

 するとミヤが戻ってきた湯上りのようでバスタオルを持ってきている。


「あら当潜……もしかして探していましたか?朝風呂に入っていましたすいません」


「ああいや別にいいんだ早く準備をしてダンジョンに行こうと思ってたんだが」


「そうですねそろそろ行く準備をしないといけませんねそれじゃあマホさんを起こしておいて下さい」


「ああわかったよ起こしておく」


 そう言って俺はマホの部屋に行くことに。それでマホの部屋は何故か開いていた。

 不用心だなとりあえず入ってみる。するとマホはすくすくと眠りについていた。

 とても幸せそうに寝ている。寝顔が愛らしい。しかしその眠りを何時までも続けさせるわけにはいかない。早く起こさないとな。


「おい!マホ起きろ!朝だぞ!」


「むにゃむにゃもう食べれません……」


「困ったなーまだ起きない……なんとか起こさないと……」


 俺は知恵を絞った。そしてなんとか起こす方法を考えた。


「朝ごはんだぞー!」


「本当ですかー!」


「おはよう」


「おはようです……」


 というわけでみんなで朝ごはんを食べることに。

 宿に備え付けられている専用食堂で朝ごはんを食べる。

 朝ごはんを食べながら次の予定のことについて話し合う。


「それで次はどうする?またダンジョンを攻略するのか?」


「そうですね……ダンジョンを攻略するのが私たちの使命みたいなものですしいいんじゃないですか?」


「でもでもー私はもっと仲間を集めるとかしたいかなーとも思うんですー」


「仲間か……それもいいかもしれないな、でもそれよりも俺たちはダンジョンを攻略するのが先決だと思う」


「私は当潜の意見に賛成です」


「ううーならしかたないです私も当潜さんの意見に賛成するしかないですー」


「決まりだなそれじゃあご飯を食べたら準備をしてダンジョン攻略に行こうたしか近くにもう一つのダンジョンがあったはずだ」


 そして俺たちは朝飯を食べて、道具屋に行って薬草などを買い揃えて準備を行った。

 そしてもう一つのダンジョンに向かって行った。


 いつもの立て看板を見るとこう書いてあった。

 ディアラブル領:閉ざすものが居るダンジョン

 推奨レベル:20

 説明:このダンジョンには閉ざすものがいる……なので気を付けたほうが良い。なお四十階層あるので準備は入念にしてね。


 長いな……四十階層もあるのか……食料なども買いこんどいたほうがいいかもしれない。

 というわけで俺たちは雑貨屋で食料品も買い込む。

 乾パンや缶詰などを買った。これでダンジョンの長旅も大丈夫そうだ。

 そして俺たちはダンジョンに挑戦する。

 一階層目に入るのであった。


 しばらく歩いているとモンスターが一体現れた。

 ビビり小人だ。とても小さいモンスターで終始ビビっている。

 とりあえず普通に攻撃してみる。ビビり小人は五月蠅い悲鳴を上げた。

 俺たちはあまりの悲鳴にビビって動けなくなった。これがビビり小人の由来か。

 そして小人がそのまま突っ込んで来た。頭突きをしてくる。俺は動けなかったのでそのまま喰らう。意外と効いた。小さいのに結構なパワーがある。

 体が動くようになったので攻める。とりあえず六連連続斬りを仕掛ける。

 ミヤは攻撃。マホは炎魔法を仕掛ける。

 俺たちの攻撃は一斉にビビり小人に襲い掛かった。

 ビビり小人は光の粒子となって消滅した。

 とりあえず閉ざすものが居るダンジョン初戦闘は難なく終わった。

 俺たちは歩を進めるのであった。

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