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異世界ダンジョン攻略記 ~幻想と冒険と色々な迷宮でファンタジーなRPG的世界で攻略する~  作者: 仮実谷 望
第二章 魔法使いは困った娘

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 現在十六階層目を進んでいる俺たちはモンスターの猛攻に苦しまされていた。

 まどわしの剣を使おうと思ったが経験値稼ぎもしないといけないからと思ったが裏目に出た。この階層は特に闇の魔剣がよく出る。しかも複数も。なので苦戦必至だ。

 こいつらは特に堅いし弱点が柄の部分しか無いので戦いずらい。

 今俺たちは四体の闇の魔剣と戦っている。

 あいかわらず空中で方向展開をしてきて斬りかかってくる。

 俺は二体と戦っている。剣で受け止めるのがやっとだ。

 それでもって柄の部分を斬りつけないと倒せないのがなんとも億劫だ。

 そしてなんとか敵の猛攻を退けて俺は六連連続斬りで敵の弱点を狙う。


「うらうらうらうらうらうら!」


「私もいきます!とりゃあ!」


 攻撃は決まった。二体を撃破した。この調子で残りの二体も倒すとするか。

 すると残りの二体が急に暴れ出したと思ったら急に引っ付いた。そして闇の波動が放たれる。闇の魔剣は闇の魔双剣になった。なんだと!?双剣になるとはこいつはやっかいなことになった。攻撃力は二倍だろう。それにくっついたことによって攻撃パターンに変化があるはずだ。それによって戦い方が変わるはず。

 まず攻撃パターンを見極める。


 闇の魔双剣が二連斬りを仕掛けてきた。俺はそれをかわす。

 そして次に二双突きを仕掛けてくる。俺はその攻撃を受けてしまう。

 やられてばかりではないぞこちらも反撃しないと。

 まず六連連続斬りを仕掛ける。柄の部分を狙おうとするがなかなか狙いが付かない。

 それでもって反撃してくる魔双剣。二回攻撃をしてくる。

 そりゃ双剣なんだから二回攻撃してくるわな。

 それでその二回攻撃をなんとかやり過ごす。

 そして俺たちの反撃だ。


 とりあえず一閃斬りで一気に倒す算段を立てる。

 ミヤもスラッシュ・リグオール・ストライクを使って倒すみたいだ。


「「いっせいの!はあ!」」


 放たれた技は闇の魔双剣を捕えた。

 そしてかなりのダメージを与えた。そして俺たちは一気に畳み掛けた。

 結果闇の魔双剣を撃破することに成功した。

 そして十七階層目の階段を見つけた俺たちは次に歩を進めようとした。


 十七階層目もモンスターとの連戦を強いられそうだった。

 しかしレベルがこのダンジョンの規定に足らないこともありなのでレベル上げも兼ねてモンスターを倒すことにした。

 影の襲撃者の大群が前から現れた。全部で五体はいる。こいつらは見た目に寄らずパワーが有り鈍足なことが特徴の敵だ。

 なのであまり接近するとその腕からのパンチが飛んでくる。なので中距離で戦ったほうが良い敵だ。とりあえず俺は一閃斬りを仕掛ける。ミヤはスラッシュ・リグオール・ストライクを仕掛けるようだ。

 そして放たれた技は全て命中した。しかし落ちない。実は耐久力もある敵である。

 なのでもう一度同じ技を仕掛ける。

 仕掛けられた技は一体の闇の襲撃者に襲い掛かる。

 なんとか倒す。これで残り四体だ。まだ四体もいるのかよと思う俺。

 しかしそれでもやらねばならない。


 俺は六連連続斬りを全員に当てる。ミヤは通常攻撃に切り替えるようだ。


「喰らええええええ!」


「てやあああああ!」


 攻撃は通った。そして闇の襲撃者は残り三体になった。

 俺は一気に倒すために力溜めからの六連連続斬りを仕掛けることにした。

 ミヤは力溜めからの通常攻撃に入るようだ。

 今度こそ一気に倒す。そして放たれた攻撃。結果残り一体になった。

 そして残った影の襲撃者が周りの影を食べだした。

 そして影の襲撃者は影の復讐者になった。

 より凶悪な姿になった影の復讐者。

 鬼の様に角のシルエットが見え、翼のようなものが生えている。

 体が大きくなっており約二倍に膨れ上がってる。

 そして影の復讐者は腕を巨大化さして俺たちに振りかざしてきた。

 迫る剛腕。影なのでリーチが長く腕が伸びている。そして俺を掴もうとしてくる。


 俺はかわそうとするが追いかけてくる腕。なんとか剣で防ごうとするが剣ごと掴んできた。

 そして引っ張られる俺。そしてもう一方の腕で殴られる。何度も攻撃を喰らう俺。

 そして逃げ出そうとするが腕の力が凄すぎて逃げ出せないでいた。

 するとミヤが俺を掴んでいる腕を切り落としてくれた。

 ナイスだミヤ!これで俺は動けるようになった。

 すぐさま切り落とされた腕が再生する影の復讐者。

 とにかくなんとかして倒そうこいつを。


 俺はまず力溜めをするそしてそこからの六連連続斬り。

 ミヤもファイヤル・アタックを仕掛ける。

 そして放たれる両技。影の復讐者は腕でガードした。

 それでも俺は攻撃の手を休めない。

 もう一度力溜めからの六連連続斬りを仕掛ける。

 ミヤは力溜めからの通常攻撃を仕掛ける。

 結果かなりのダメージを喰らわせた。

 そして影の復讐者も黙ってはいない。

 今度は自身の腕を刃物のようなものに変形させてきた。

 そして放たれる刃。俺は剣で受け止める。

 そして反撃を行う。一閃斬りを仕掛けた。影の復讐者はのけ反っている。

 そのままさらに一閃斬りを放つ。かなりのダメージだ。

 そして最後に六連連続斬りだ。


「おりゃりゃりゃりゃりゃりゃあああ!」


「グゲラ!」


 影の復讐者を倒した。これでレベルが15になった俺たち。そして先に進むことにした。

 まだ見ぬ敵を探して。

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