表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界ダンジョン攻略記 ~幻想と冒険と色々な迷宮でファンタジーなRPG的世界で攻略する~  作者: 仮実谷 望
第二章 魔法使いは困った娘

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

20/76

19 1回目の夜

 俺は今現在自分の部屋に居る。

 晩御飯を食べてお腹いっぱいになっていた。

 俺はW・B・ワールドブレストゲームをどうやら午後四時から午後七時までやっていたようだ。あの大冒険が三時間!?絶対十二日以上はやってた。ていうかゲームの中で俺は寝たぞ体感時間がおかしい。よく考えたらこんなゲームが俺の部屋にあることすらおかしいのだ。こんなゲーム買った覚えがないのであるから。

 ただそんな買った覚えのないゲームで遊んでいた張本人が俺なのだが。

 とにかく飯は食べ終わった。風呂も入った。現時刻八時半よし十時まで遊ぶとするか。


 俺はアイダブルM2にWBGワールドブレストゲームをセットする。そしてダイビングメガネをセットして、ベッドに寝る。そしてまた俺は確かな別世界に意識が飛んだ。

 俺はダンジョンの近くにいた。そしてミヤもいた。ミヤは驚いたような顔で俺に聞いてきた。


「当潜……急に消えたと思ったらしばらくしてまた急に現れたのは……いやそうかそういうことなんだな」


「あの~ずっとここに?」


「そうだ私はずっとここに居た」


「それはどうも悪いことしちゃったかな、待たしてしまって」


「いやそんなことはないぞそれよりも早く次のダンジョンに行こうと思う」


「そうだな早くレベル上げしたいしな」


 というわけで俺達はレイネクスに戻ることにした。そしてそこからまた次のダンジョンがどこにあるかを情報収集するわけだ。

 道端の人にダンジョンの情報を聞くが、なかなか有益な情報は出てこない。

 困ったので町の案内所というところに行くことにした。

 そこでは何か情報が貰えるかもしれないからな。


「あの~すみませんダンジョンのことについて聞きたいことがあるんですけど……」


「はいはいダンジョンのことですか?それなら係りの者を呼んできますね」


 そうして待つこと五分、係りの者という人が出てきた。

 長髪で美しい銀色の髪色をしている。そんでもって四角の眼鏡をかけていてきりっとした眉毛が印象的だ。少し俺よりだいぶ年上の女性のようだ。


「私がダンジョンのことについて調べているまあ言うなればダンジョンマニアってものですかね私に聞きたいこととはなんですか?」


「暴れ者のダンジョンを攻略したんですが次のダンジョンがどこにあるかわからなくて……」


「そうですか次のダンジョンですか……明確には次のダンジョンというものはないのですが……」


「えっそうなんですか?」


「そもそもダンジョンとは……この世界の裏側に住む上位種魔人が作り出したものと言われてます。しかもその数は千を超えます」


「千!?ですか……そんなに多いんですか」


「しかもダンジョンとは本来の役割はその地の支配のための結界とも呼ばれてます」


「結界ですか?」


「ダンジョンが多い場所だと魔物の数が普通よりも多いはずですなので治安の悪化が懸念されます」


「そうなんですか……」


「なのでダンジョンは攻略し続けないといけないんですよね……そうですね話を戻しましょうか」


「ええそうですね」


「あなたたちのレベルはいくつですかそれによって奨励レベルがありますから」


「レベル13ですこの前にメガコングを倒した時にレベルが上がりました」


「レベル13か……そうねそれだとちょっと足りないかもしれないけどここから南に五キロ行ったところにあるグリフェンという町の近くにあるダンジョンが狙い目かしら確か二つあるからどちらかにしたほうがいいわね」


「そうですか。ありがとうございました。それでは」


 俺達は次のダンジョンの情報を手に入れた。そして新たな町に向けて出発した。

 南に向かって五キロだったなしかしここは草原帯だ。

 まっさらな太陽が照りつける中で少し不穏な影が忍び寄っていた。

 モンスターが現れた。ドリルウサギレベル15だ。

 レベル15……少しレベルが高いな。でも俺たちのことだそんなことでやられたりしない。


 まずは一閃斬りを仕掛けてみる。ドリルウサギは物凄い速さで跳びかかってくる。

 俺はそれを避けて後ろから斬りつけた。ドリルウサギは一撃で消滅した。

 どうやらレベル差2ぐらいじゃなんてことはないようだ。


 そうしてしばらく歩いているとまたもや新種のモンスターが現れた。

 今度はどんなだ。ドロリッチだドロルを連れて現れた。

 ドロリッチ?なんだが偉そうな名前だな

 ただそのレベルが凄かったドロリッチレベル20だと!?

 ドロルはレベル10と低いのになんだこのレベル!?

 こいつは少しばかり気を付けたほうがいいぞ。

 実際にドロリッチはとんでもない力を持っていた。


 まずドロル達が跳びかかってくる。

 俺は六連連続斬りで倒そうとした。

 しかしドロリッチが変な魔法を使ってきた。

 俺の足元を泥沼にしやがった。そして俺は上手く身動きが出来なくなった。

 咄嗟にミヤに助けてもらわなかったらどうなっていたことか。


 そして俺たちはドロルたちを倒していく。残り少なくなったらなんと残りのドロルたちをドロリッチが取り込んだのだ。そしてみるみる巨大化していくドロリッチ。

 ドロリッチはビッグドロリッチになった。これはまずいなにかしてくるか。

 しかし普通の泥攻撃をしてきた。魔法は使わなのか?それならなんとかなる。

 俺は六連連続斬りを仕掛ける。上手くいった。効いている。そしてミヤはスラッシュ・リグオール・ストライクを仕掛ける。またもや効いてる。そして止めの一閃斬りだ。

 ビッグドロリッチを倒した。強敵だった。まさか草原にこんな敵が現れるなんて。


 俺達は次の町グリフェンを目指して歩を進めるのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ