表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/76

9

 ミヤと一緒にダンジョン攻略をすることになった俺たちはブレスト・モンスターの猛攻に苦しまされていた。


 ブレスト・モンスター:ビック・クレイスライムレベル5が現れた。


「うおおおおお!グレート・スラッシュ!」


 ただの力溜め後の剣撃を喰らわせる。良いダメージが入った。


 ミヤも後続支援魔法を使っている俺の身体能力が少しだけ上がるらしい。


 そしてミヤも一緒に攻撃してもらってる。

 あっという間に敵を倒してしまった。なかなか手ごわい敵のはずなのに。

 やはり二人でやるとこうも違うのか。


 次々とブレスト・モンスターが現れる。

 ホラード・ヤチゴーストだまたしても怪光線を発射してくる。


「スラッシュ・リグオール・ストライクです!」


「ただの連続斬りいいい!」


「ホラアアアアア!」


 こいつも結構やっかいな敵だが二人なら怖くないな。

 敵は音も無く消滅した。かなり順調だ。

 経験値稼ぎもかねてここいらのブレスト・モンスター一帯を狩ってしまおうということになった。残り二体だ。

 今度はバイレオス・ガブルウルフだ前倒した敵だこのくらいなら余裕でいける。


「喰らえ!」


「こっちもいきます!」


「「でやあああ!」」


 倒した。ついに残り一体とウインドウに表示されている。

 さて最後の一体はどんな奴だ。


 レア・ブレスト・モンスター:ブロンズスライムが現れた。

 なんだこいつは見たところそんなに強いモンスターに見えんないぞ。

 ただレアと言うだけあって良いアイテムとかドロップするのかな?


 まず普通の攻撃を仕掛ける。

 カチンッと攻撃が弾かれる。まさかのミスだ。こいつ固いな。

 ミヤが魔法剣の準備をしている。


「スラッシュ・リグオール・ストライク!」


 しかしまたしてもカチンッと攻撃が弾かれる。どうも魔法剣も効かないようだ。

 ならばクリティカルを狙うしかないのか一応力溜めも試してみる。


 五……四……三……ニ……一……零!

「グレート・スラッシュ!」


 しかしまたしてもカチンっと攻撃は弾かれた。

 やっぱり物理攻撃も魔法攻撃も効かないのか。

 だとしたらクリティカルでしか倒せないのか?


「当潜!こいつ固いですね」


「そうだな!とにかくクリティカル狙ってみるしかないと思う」


「私も同感だ……なんども攻撃してみようか当潜!」


「ああ!」


 そうして俺たちはなんども攻撃してみたもちろんなんどもなんども攻撃はカチンッと弾かれる。それでも諦めずになんども攻撃を仕掛けた。

 そして通算三十二回目についにミヤの攻撃がクリティカルになった。


 ミヤの攻撃!クリティカル!ブロンズスライムに52のダメージ。

 ブロンズスライムを倒した。1000BGバトルゴールド手に入れた。ブルーエナジーストーンを手に入れた。


「これは当潜にあげる私には必要ないから」


 俺がゲットしてしまった。ミヤがゲットしたのになんか悪いな。

 なおお金は折半だ。そこらへんはしっかりしてるお互い。


 これでこの階層のブレスト・モンスターを一掃した。

 いつの間にかレベルが7になっていた。ミヤはレベル6になったらしい。

 新しい魔法も覚えたようだ。ルノマ―ゼカという風魔法を覚えたようだ。


 そして俺たちは地下十階の階段を目指して歩を進めるのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ