表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
爪の行方  作者: 京進後広
1/1

プロローグ

プロローグ





不思議な感覚に襲われて目が覚めた


どうやらかなりの時間眠っていたらしい


身体全体にはこれでもかというほどの

汗が吹き出して背中をグッショリ濡らしていた、

それにしてもおかしいここがどこなのかさえ僕にはわからない、

そういえば自分の名前も…


見つめる低い天井には無数の不気味な貼り紙があり、

それぞれには落書きのような人の目?らしきものが描かれていた。


「あ、あ…あっ」

なんとか声はでる


動かし辛い右手には何か紙が握られて

いた、

いや握らせられたというべきか

寝ている間に手から紙が落ちないように

握ったままぐるぐるに紐で縛られてしまって

いる…

少しうっ血した手の紐を、動かし辛い左手

で解いた。


まったくなんだってんだよ

誰が何のためにこんな狂気じみた目覚め

をセッティングしたのか全く理解できない!


憎しみさえ感じながら握られた紙を見てみると




[お は よう私の愛する…]




と大事な所は滲んでよめないが汚い殴り書きのような文字で書かれている

おきたらあいさつしたかったらしい。

ほんとにどうでもいい事だ…



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ