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緑紫炎の陰陽師  作者: Ponkichi
第一章:出会いと始まり
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党首の背中!(2)

「死をも司りし地獄の番犬 ケルベロス!!!」


その瞬間、目の前の空間が割れ黒い炎と共に5mは有ろうかと言う犬が現れた!

しかも、頭が3つある。カッコいい~!!!


日本3大陰陽師の現党首と言うのは分かってはいたが、これ程までとは。

しかも、ケルベロスなんて伝説級のモノを使鬼神にしているなんて。いつもの親バカな親父とはまるで別人だった。

ほとんど素人の俺でもこの妖気の凄さがわかる。気を抜いたら呑まれそうな程の妖気と殺気だ。

これでも少しも力を出していないのだろう。


『この小僧がお前の息子か』


ケルベロスは想像どうりの低く重厚な声だった。声だけでも俺の体を硬直させる程だ。


「そうだ。なかなか良いものを持っているだろう?」


『ふむ。何か強大な力を感じるな。ただ、お前とは異質な力だ』


もしかして俺って才能あり?でも、親父とは異質な力ってのは気になるな。


「強大な力とはどんなものだ」


そう、そこが知りたいんだ。


『今はまだ分からん。そして、この力を扱い切るのはお前でも難しいだろうな』


なんだよそれ。

親父でも扱い切れるか分からないなんて一体どんな力なんだ!


「わかった。ありがとう、もう戻っていいぞ」


『では、また会おう小僧!』


「僕は小僧じゃ無い、霧雨智樹だ」


『ふっ、覚えておこう智樹さらばだ!』


ケルベロスは竜巻を纏い消えた!ただ、おれは竜巻よりもケルベロスに名前を覚えてもらったことの方が嬉しかった。


「どうだ智樹、お父さんの使鬼神はカッコいいだろう?」


この親父からは考えられ無い位かっこよかった!

しかし、言葉とは裏腹に親父は少し疲れていた。使鬼神術は思いのほか疲れるらしい。


「うん!お父さんカッコいい!」


俺はあ・く・ま・で!子どもらしくいった。


「そ〜だろう♡お父さんカッコいいだろう!」


本当にさっきの親父と同一人物か疑う位デレデレになっている…。

土曜日よこい早く修行だ!そして、早く超カッコいい使鬼神を手に入れるんだ!




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


しかし、私にも扱えない程の力とは、一体。

智樹にはどれほどの力が眠っているというのだ。


まさか……いや、そんなはずは……。


このような稚拙な作品を読んで頂きありがとうございました!これならも応援のほどよろしくお願いします。

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