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緑紫炎の陰陽師  作者: Ponkichi
第一章:出会いと始まり
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入学式は波乱万丈⁉

転生してから6年、俺は小学生になった。

今の名前は霧雨智樹きりさめ ともき

入学式にトラウマがある俺はあまり気乗りはし無かったが、学校へ向かった。

無事に学校へ着いたし学校でもこれと言ってなにもなかった……ただ一つ陰陽師に転生したからなのか学校にはこんなにも居るのかと言うくらい視える。

廊下の角を曲がった先には可愛い女子とぶつかるシチュエーションではなく、幽霊と鉢合わせなんてびっくりするにもほどがある。


そして、今人生最大の危機にひんしている。視るからに悪霊っぽいのが4~5体、鬼の形相で俺を追ってくる。(いつもより多い)まぁ、生まれ持った才能なのか、その辺にいるような大抵の悪霊は約半径1m以内には近づけない。……けど、怖いから逃げる!


「ふぅー、セーフ何とか逃げ切れた」


やっと家に帰ってこれた。

家の敷地内には入って来られないのだ。流石、陰陽師の家だ。

まぁ家が神社だと言うのも関係していりのかもしれない。(正確には同じ敷地内に家があるだけ)

しかも、家は陰陽師としては日本で3大陰陽師に入るらしい。流派の名前もそれっぽい。

じゃあ、流派の名前の紹介と俺の現状も紹介しよう。

神社の名前は尚禅神社。

流派は龍天流尚禅式陰陽術35代目正統継承者 霧雨智樹だ。

そう正統継承者つまり、次期党首なのだ。

故に闘いからは逃げられない訳だ。

親父が俺に悪霊に対して何も処置をしないのはそう言う理由もあるわけだ。


「智樹帰ってきたのか!」


この人は俺の父親の霧雨龍夫。つまり現党首だ。

別に昼間から家に居るのは無職な訳では無い、神社の神主もしているだけだ。


「うん!」


俺はあくまで小学生らしく返事をした。


「学校はどうだった?楽しかったか?」


「うん!」


あくまで小学生らしくだ!


「そうかそうか、それは良かったな。ところで、智樹話しは変わるがな、智樹も小学生になったんだ、そろそろ修行を始めてみないか?」


俺の気持ちは転生する前とは違いこの時を待ち侘びていた。

まぁぶっちゃけ、転生してしまったものはどうしようも無いので思いっ切り楽しもうと開き直っただけなのだが。

それに、悪霊どもから逃げっ放しもしゃくだ。


「うん!僕、修行やりたい!」


「いいんだな?相手は悪霊だけじゃないんだぞ、妖も相手にしなければならないんだぞ!」


そんなことは分かっているさ。

むしろ、望むところだ!


「うん!それでも修行したい!」


「じゃあ、今度の土日から修行開始だ。あと修行は、土日だけだから平日は友達と遊んでて良いゾ」


「ありがとう、お父さん」


フッ、これで俺も陰陽師だぜ!


こんな作品を読んでいただきありがとうございました。続きも読んでいただけると幸いです!!!

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