序章
処女作なので多少稚拙な部分もありますが楽しんで読んで頂けたら幸いです。よろしくお願いします!
産まれて15回目の春。
俺は明日から始まる高校生活をおもいっきり楽しもうと決意し眠りについた……。
「あっさだーーー!!!」
珍しく朝6時に起きてご飯を食べてシャワーを浴びて、そしていつも以上に丁寧に髪をセットして準備完了!
「いってきまーす!」
家を出てわずか2歩。
それは酷くゆっくりとみえた。
こちらに突っ込んでくる大型トラック、響き渡るブレーキ音。
ドーンッ!!!
その瞬間俺は宙を舞っていた。そして次に目が覚めたとき俺は雲の上に寝ていた。
「ここはどこだ?確か俺はトラックにふっ飛ばされて…ってえーー!て事は俺は死んだのか?傷は、血は?じゃあここは天国?」
それは、パニクる俺にいきなり上から目線の口調をあびせてきた。
「それは少し違うわ小童めっ!」
うわー、なんかいかにも天使ですっていうような面倒くさそうな奴が出て来たー。
こういう奴には関わらないに限る。
目を合わせない様にして逃げた方が良いな。
逃げ道は無いが……。
「なんじゃ、そのあからさまに嫌そうな顔は、ここは不運によって命を落とした者を転生させる場所じゃ。お主はどんなところに転生したいんじゃ?
まぁ気まぐれで選ばれたんじゃがな。
1、魔法使いや騎士となってモンスター
と闘う世界
2、陰陽師になって妖や悪霊たちと闘う世界
3、今まで通りの世界だけど人間以外の生物
になって生きる
さぁどれがいい?」
まともな選択肢が・・・無い。なんで今まで通りの世界を人間として生きるって言う選択肢がないんだ。
「そんなのきまっておろう。そんな普通な人生つまらんでわないか!」
心の中読まれたー!ってかその人生を生きるのは俺だ。
「その位ぞうさもないわ!さぁ早く選ぶのじゃ!」
3は、もし魚とか虫とかになったら嫌だし、
1は、なんかありきたり過ぎるし…。
「じゃあ、2でお願いします」
「本当にいいんじゃな?一度決めると変えられぬぞ?」
・・・本当にいいのか俺・・・・・?
「あぁ~もう、うじうじしおって面倒くさいのぉ、もう行ってしまえ。さらばじゃ!」
えぇー!!!心の準備が!その瞬間足元の雲が消えて地上へおちていった。
このような作品を読んでいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いします!感想をお待ちしてます。