さいこうのよろこびのみ
みなさま こんにちは わたしの さくひんと であって くださいまして ありがとう このものがたりを つうじて みなさまの こころの なかに ある たくさんの ひとや ものに かんじる きもちを あらわすことを より おおきく ふかく できる おてつだいが できるように したいなと おもい かきました みなさま きもちを ばめんに よって きりかえて いきながら よんでね どうぞよろしく
おさなくして ちらしくばりの しごとを しなければ いけない かていの かんきょうかに おかれた 10さいの 「えいこう」は しんぞうびょうを わずらいながらも とうしかとして おかねを かせぐしごとで まいつき やっと たべて いけるのが せいいっぱい ぐらいの かせぎの おとうさんと けっかくびょうを わずらう おかあさんと くらしています!!
「えいこう」は きょうも まちの しごとばで ちらしを くばる しごとを していました!!
「えいこう」は ちちと ははのために いっしょうけんめい はたらきます!!「すみませ〜ん!! このちらしを うけとってくださ〜い!!」「ちらしを おくばりしていま〜す!! どうぞ〜!!」 ひたむきに しごとに はげみます!!
そのひの しごとは よるになるまでに さしかかり そろ2 きりあげようと かえりの したくを していたら そこに はでな からふるの めいさいがらの じゃけっとを きた しんしが めのまえに きて こえを かけ ふしぎな であいを することに なりました!! そして「えいこう」に むかって はなしはじめました!!「やぁ!!こんにちは!! きみは すごく いっしょうけんめいに はたらいているね!! ほんとうに えらいねぇ!! からだが むりしてるじゃないか!! 」というと 「えいこう」は 「おとうさんも おかあさんも ふたりとも びょうきなんだ!! だから はたらいて らくをさせて やりたいんです!! ふたりとも いえが まずしいから おもうように びょういんに かかれなかったり たべたり のんだり できないから ぼくが がんばって かせぐんだぁ!! ぼくは そのためなら じぶんが どうなったって かまいません!!」というと しんしは つづけて いいます 「きみは なまえは なんというのかな!?!?」そこで へんじを しました!! 「ぼく えいこうです!!」それから つづけてかえしました!! 「えいこうぼうや!! しばらく したら また ここへ はなしを ききに きても いいかい??」「うん!! また こえを かけにきて!! よろしく おねがいします!! きょうは ありがとう ございます!!」「では また あおうね!! えいこうぼうや!!」
えいこうは そのひから しばらく おなじばしょで なんにちも しごとを していました!! しかし しんしは あらわれません!! 「えいこう」は 「あの おとこのひと ぜんぜん こないや!! 」 と おもって いました!! しかし そのことばかり かんがえていては しごとが てに つきません!! 「えいこう」は 「そのことは あいたじかんにでも かんがえるとしよう!!」そうおもいました!!
すると ちょうど つぎのひ 「やあ!! ひさしぶり!! まだ なまえを おしえて なかったね!! わたしは あるとだよ!! えいこうぼうや きょうは いい はなしを もってきたんだよ!!」と いきなり しんしは あらわれて はなしました!! いいはなしを もってきたようです!! しんしは 「あると」という なまえでした!!
「あると」は あいかわらず はでな いしょうを きています!! あかと あおと むらさきの らめの ちぇっくの どれすしゃつ に えいごの もじが たくさんはいった しるくはっとを かぶっています!! はでな しんしは はなしだします!! 「うちに しょくじでもしに きて くれないかい??」「えいこう」は 「おひさしぶりですね!! まっていたよ!! いってもいいの??」すると へんじが かえってきました!! 「きてくれるのかい!?!? えいこうぼうや!!」すると「えいこう」は 「うん!! ぜひ いきたいなぁ!! きょうは しごとは きりあげにしますよ!!」
「あると」の いえに ついた えいこうは いえをみて びっくりしました!! とても ごうかにかざりつけられ おおきく そびえたつ いえが そこには ありました!! 「わぁ〜!! あるとさんの おうち とても すごいやぁ!!」「えいこう」は おどろきを かくせません!!
「えいこうぼうや!! このごちそうを たべてもらえると とても うれしいんだが どうかな!?!?」「えいこう」は 「うわ〜!! すごくうれしいよぉ〜!! ありがとう!!」といいました!!
こうして ごちそうを さしだされ めしあがることとなった 「えいこう」の まえには きゃびあ ふぉあぐら とりゅふといせえびとうこっけいのちゃーはん ふかひれすーぷ こうきゅううしのすきやき かにのまるやきが ならべられました!! それを まのあたりにした 「えいこう」は とびあがります!! 「いやっほ〜い♪♪ さいこうだね♪♪」
ごちそうを たいらげた 「えいこう」にむかって 「あると」しんしは 「このごちそうの なかに はいってる しょくざいの ひみつを おしえよう!! えいこうぼうや や!!」といいました!! 「えいこう」は「え?? ひみつって なに??」とききかえしました!! すると 『この りょうりに はいってる 「ぐ」のなかの1つに ねがいを かなえてくれる 「み」が あって その「み」の えいようが すべての りょうりに はいってるのさ!! だから その「み」を たべたものには ねがいごとが かなうというような ことが おとずれるのさ!! ただし この ねがいごと というのは じぶんの よくを かくような ねがいごとは けっして かなわない!! ほんとうに こまっていることだけを かなえて くれることでしか ねがいごとは かなわないよ!! しかし ほんとうに こまっていることを ねがえば ちゃんと かなえてくれる!! ねがいごとは ぜんぶで 6つ かなえられるけど じぶんが よくをかいて かなえようとした ねがいごとも 1つとして かぞえられるんだよ!! きをつけて!! これで ねがいごとを すれば なんでも こまっていることを てだすけしてくれる たすけが きて ねがいごとを かなえてくれる ちからが てに はいったのだから こまっていることから たすけを よんで たすけてもらえることが できるようになったのだよ!! 』と「あると」がはなしました!! はなしを つづけます!! 「わたしも そのちからのおかげで なにふじゆうなく くらせている!! しかし よくを かいたのではなく なにかを なしとげようとはしたうえで あとは こいつ!! このみに てだすけしてもらうぶぶんは たよったんだ!! えいこうぼうやなら このみの つかいみちを まちがえなさそうだから きみに わけようとおもって さいごの みをたくしたんだよ!! 」 「えいこう」は とてもかんげきし 「そんなに すごい ちからの あって そのうえ とても おいしいりょうりを どうも ありがとうございます!! このちからを くれて ほんとに かんどうしてます!!それに さいごのやつを くれるなんて なんとおれいしたからいいのか といった きもちで いっぱいですよ!! あるとさん!!」と おれいをいって いえに かえっていきました!!
「えいこう」は さっそく ねがいごとを ためしました!! いえに あるおもちゃは ぜんぶ ひとが いくつも かえるような やすねの おもちゃばかりであるため あたらしい おもちゃを てにいれることを ねがいごととしました!!
しかし おもちゃは てにはいりません!! これで ねがいが 1つ おわってしまいました!!
しかし ぼうやは あきらめきれません!! つぎは 100ぴき いぬが ほしいと そうねがいましたが つぎも だめでした!!
ならばと つぎは たくさんの おてつだいが ほしいと ねがい ついに 3つ!! とうとう どのねがいも かなわぬものと なったまま まぼろしの ねがいごとと なってしまいました!!「あれれ?? だめだ!! もっと しっかり かなえたいことを かんがえるとしよー!! そーだ!! おとうさんと おかあさんに きいたらよさそーだ!!」
「えいこう」は ちちと ははに ぜんぶを はなし そして それを どうすれば いいか たずねました!! そこで えいこうは いがいな ことを しりました!! ねがいごとは ほんとうに こころからねがえるものに するといいということと ほんとは そんなこと どうでもよかったと あとで おもわないような ねがいごとを するといいということと とくに こまっていることを どうにかしたいと こころから つよく おもい それを かいけつするために どうしても じぶんで どうにかするのに やくだつてだすけだけを してくれるために かなえようと するといいことと それに なまけてしまいそうなことより がんばれる ねがいごとが いいこと そして ながいじかん いいおもいを できるようなことと わくわく どきどきを たいけん できる じぶんの けいけんの なかに いいはたらきを してくれるように いきていくものに すると いいことなどの 6つのひんとを もらえました!!
すると「えいこう」は すぐに ひらめきました!! 「おいしゃさんになって 2りの びょうきを なおしたい!!」それを 1つめの ねがいごとに しました!!
そして 「おとうさんの とうしの しごとを ついで そのしごとで たくさんかせぎたい!!」
それにつづき 「2人と いつまでも なにも しんぱいなく わらって すごせるような かいてきな くらしを ぼくのちからで あたえられるように がんばりたい!! 」そうねがいました!!しかし それも かないませんでした!!
それからすぐ おとうさんと おかあさんは すぐに かなえようとしなくていいから まずは その ねがいごとを だいじに しなさいと いくにちにも わたり はげましつづけました!!
それから ときは たち ねがいごとを しんじ がんばり つづけた 「えいこう」は せいねんになり あるばいとをして こうこうせいの だんかいで こうこうせいとして そのねんれいがつかう おもちゃのかわりの のりものや おへやの こものや あくせさりーなど たくさんの おとなの おもちゃをてにし あるばいとでは 100ぴきの いぬのおせわをする しごとの ぼしゅうに さいようされ しごとで であった なかまたちは そのごは 「 えいこう」は おいしゃさんに なれたので そうなれる おてつだいをし そのごも かたいきずなで むすばれ おいしゃさんの じょしゅを たくさんのひとが にない そこで かせいだ おかねで おかねを かせぎたくて こまったひとへ おかねを だして そのひとが かせげたときに かせいだ なかから さいしょにあげた おかねより おおくもらい とうしかとしても せいこうし ちちと ははには かいてきに くらしてもらえる あんぜんだいいちの だいごうていと あんぜんと かいてきが かんりされ ほしょうされた りょこうや のりものや ほかにも たくさんのものを あたえられるように なりました!! これは ほんとに みのちから?? それとも がんばったことにより それがみのったから?? みなさんは どうおおもいですか!?!? 「あると 」しんしは みをたべたの?? ちからとは なんのちから?? ほんとは どんな ちからの おかげなの?? こたえは なに?? さて かんがえましょうね!!しかし あるのは さいこうの よろこびの み ではなく それのみ!! つまり よろこび のみ でした!! お·し·ま·い!!
みなさま ながい じかん おつかれさまでした みなさんも ゆめの みかたや ゆめの とらえかたを どういう めでみて どういうふうに かんじて かなえて いきたいか そこの ところを しっかりと みきわめ かなえかたと かなったときに やってくるのが よろこびに なるのか どうかと いうことを さいしょに かんがえ ねがいを みつけて いってくださいね このおはなしを よんでくれて ほんとにありがとね