第7章再スタート
これも続きです。
読んでみてください。
+第7章+再スタート+
翌朝,アタシはフリースクールに行く用意をした。
「行ってきまーす。」
「行ってらっしゃい。七海忘れ物ない?」
「うん。」
アタシは歩いてフリースクールに向かった。
途中,アタシは南に出会った・・・
「あっ,七海おはよー。七海、通うことにしたん?アタシめっちゃ嬉しい。ありがとう。これからよろしくね。」
「あっ,南おはよーアタシもここに通えて嬉しい。あと、南に出会えて幸せー。こっちこそありがとう。アタシもよろしくね。一緒に行こ,」
そして、アタシと南は他愛ない会話をしながらフリースクールに向かった。
フリースクールに着いて,学園長に挨拶をし,アタシにとって初めての教室へ向かった。
アタシは,教室の前に立ち深呼吸を一つして教室の戸をあけた。
─ガラガラ
アタシが入ってきたのに気づいた,生徒たちは皆「この子誰?」みたいな顔をしていた。
そして,アタシは恥ずかしながら言った。
「初めまして。アタシは石原七海です。分からないことがたくさんあるけど,どうぞよろしくおねがいします。」
すると、皆は笑顔で答えてくれた。
「石原さんだね。こっちもよろしくねー。」
アタシはみんな優しい人ばかりで安心した。さっきまでの緊張もほぐれた。
アタシの席は南の席の隣だったから嬉しかった。
南と喋っていた時,急に後ろの席にいた女の子がアタシに話しかけた。
「ねぇねぇ,七海って呼んでいい?それからアタシは高木沙知だから(沙知)って呼んで。
それと桜さんも呼び捨てにしてアタシも呼ぶから。」
「はいはーい」
前の子たちにも話しかけられた。
「アタシも七海って呼ぶね。アタシのこと佐知江って呼んで。南ちゃんもね。」
「はーい」
「あっ,アタシの友ダチ紹介するね。」
佐知江は5,6人ぐらいの女の子を連れてきた。
「アタシは美智です。アタシはー愛実でーす。アタシは洋子って呼んで。アタシ綾子ー。アタシは紗弥香だからよろしく。」
アタシは1日で8人もの友達が出来た。
「バイバーイ」
「うん,ばいばーい」
家に帰って早速お母さんに今日の事を話した。
「へぇー良かったやん。どう?ここでやっていけそう?」
「うん。ありがとう。みんなも優しそうやし……」
アタシは,明日南たちとどんな話をしようか考えながら眠りについた・・・
神様,生まれ変わらせてくれてありがとう。今,アタシはこんなにも幸せです。
本当に心からありがとう・・・