第3章初めての体験
+第3章+初めての体験+
舞が引っ越して早,1ヶ月が経った。
そして、今日アタシは晴ればれ中学生になった。
アタシが行く中学校に着き、アタシはまずクラス表を見た。
「アタシは何組かな…………あった。」
アタシは1年3組だった。
アタシは、初めての学校に迷いながらにも教室へ向かった。
席は窓際で一番前だった。みんな、知らない人ばかりでアタシは少し戸惑った。
「早く、新しい友達を作らなきゃっっ」と思ってアタシは気が合いそうな人を探した。
けど、なかなか気の合う人が見つからなくて結局アタシは友達が出来ないまま1日が終わった。
その夜、舞から電話があった。
「ねぇ〜中学どうやった?ってか友達出来た?」
「ううんまだ。そういう舞は?出来た?」
「えぇっっ・・・うんまぁけっこう出来たで。七海なら絶対できるよ。頑張って」
「うん。ありがとう。じゃあねばいばい。」
「はい・はーいまたね」
「この日は出来なかったけど・・・また明日作ればいいやんな。」
アタシはそう思いながら眠りについた。
次の日学校に行くと何かが変だった・・・
教室に入るとみんなの視線がアタシの方に向いていた。
そして、机に向かおうとするとみんなはアタシを見るなりほとんどの女子がコショコショ話をしていた。
「あれ?おかしいな?ってかアタシなんかしたかな・・・」
そう思いながら、朝の用意などをした。
そして、アタシの人生はここから変わった・・・
また、次の日に学校に行くとまた、昨日みたいにほとんどの女子がアタシを見るなりコショコショ話をしていた。
そして、5,6人ぐらいの女の子がアタシに話かけてきた。
「石原さんってさぁ〜なんか感じ悪いしぃ〜なんかウザいんだけど・・・それにぃ〜ブリっ仔すぎててキモイ・・・」
アタシは、その言葉がショックで泣きそうになった・・・
その日から、アタシは皆から悪口を言われながらの毎日をおくっていた。
そして、悪口の他にも物を隠されたり、避けられたりもされた・・・
アタシは、この世で初めての≪いじめ≫を体験した・・・