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ダ作家ロリさんはてんてこ舞い  作者: 江戸前餡子
season01・ロリさんはてんてこ舞い
7/14

なのかめ!( ´⊇`)しょくしつ……<ナニモシテナイヨ

「ぷっふ~!ありゅくのめんど~ん」

 

 あらあら、ロリさん千鳥足で……さては飲みすぎましたね?


「んふふ~♪」


 まぁいつも仕事三昧ですから、時にはこういう日も良いでしょう、気をつけて歩くんですよ!


「ららら~オスの~カブトムシから~~ツノをとったら~♪」


 ツノをとったら?


「ただの事故~♪」


 いや当たり前でしょ!作家ならもっと捻ってください!


「ららら~♪」


 また続くんですか……


「背中から~羽が生えたら~~♪」


 飛んで帰れると?ありきたりですね


「手羽先が食べ放題~ウマウマのウマ~~♪」


 グログロのグロですよ!普通自分の羽を切って料理する人なんていませんよ!?しかも食べ放題って、ナメックな緑色の大魔王みたいに何回でも生えてくるんですか?コワッ!てかキモッ!


「ちょっと!そこのキミ~!」


 あら?自転車に乗って誰か来ましたよロリさん。


「ナンパ!」


 なわけ、固い話し方からして警察でしょ!


「ちょっとお話いいかな?って酒クサ!」


 やっぱりお巡りさんでしたか、こんな幼女に話しかけたのが運のつきでしたね……お疲れ様です。


「けいさつのコスプレをしてナンパれすか~?ッカー!らめれすわ!乙女心を分かってねぇわ!」

「いや私女だし!キミお父さんとお母さんは?」

「へ?マミーとパピーは異世界だよ~」

「何言ってるの!てか見た目3才にしか見えないんだけど……家出の子かしら…いや捨てられたとか?どうしよぉ」


 普通の3才はそもそも歩けませんしこんな流暢(りゅうちょう)に話せませんけどね……


「いえれじゃれすよ~ちゃんとオウチにかえってるのれす!」

「え、えぇ~……」


 スゴい、警察の人でも子供相手に引いた表情するんですね!


「オウチまで送ろうか?」

「でもぉ~知らない人についてくなって妹から言われてるしぃ……」

「い、妹!?なに、凄いしっかりした妹じゃん、てかキミが三才なら妹って……」


 まぁ常人なら驚きますよね……ロリさんの細かいことはまた別の機会に説明しましょうか……っとまた自転車がこちらに近づいてきますよ


「おねーちゃん!メールぐらいしてよ!もぉ~心配したんだから」

「え?お姉ちゃん?てことは妹さん?」

「すみませんお巡りさん、妹のペドと申します、後でこのバカ姉にはしっかり言っときますので……」

「え?でもあなたの方が遥かに大きいし、20に見えますけど」


 そうなんです、妹の方がしっかりしているんです。


「誰がバカじゃ」

「お姉ちゃんは黙ってなさい、アハハ良く言われるんですよ姉がこれなもんで」

「ムッ!しっかりしてるち……」


 ボソッと言ったらよけい惨めなだけですよ、ロリさん


「そうですか、でもこのお姉さん……じゃなくて妹さんがいるのなら安心でしょ、では、もう暗いので気をつけて帰ってくださいね」

「ほんとご迷惑をおかけました、お気遣いありがとうございます!」

「あの人私の事なんp痛て!」

「そんなチンチクリンは犯罪者以外ナンパしてこないよ!」


 この後妹にメチャクチャお尻を叩かれ次の日痔になったとか……


        ―― HAPPYEND ――

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