なのかめ!( ´⊇`)しょくしつ……<ナニモシテナイヨ
「ぷっふ~!ありゅくのめんど~ん」
あらあら、ロリさん千鳥足で……さては飲みすぎましたね?
「んふふ~♪」
まぁいつも仕事三昧ですから、時にはこういう日も良いでしょう、気をつけて歩くんですよ!
「ららら~オスの~カブトムシから~~ツノをとったら~♪」
ツノをとったら?
「ただの事故~♪」
いや当たり前でしょ!作家ならもっと捻ってください!
「ららら~♪」
また続くんですか……
「背中から~羽が生えたら~~♪」
飛んで帰れると?ありきたりですね
「手羽先が食べ放題~ウマウマのウマ~~♪」
グログロのグロですよ!普通自分の羽を切って料理する人なんていませんよ!?しかも食べ放題って、ナメックな緑色の大魔王みたいに何回でも生えてくるんですか?コワッ!てかキモッ!
「ちょっと!そこのキミ~!」
あら?自転車に乗って誰か来ましたよロリさん。
「ナンパ!」
なわけ、固い話し方からして警察でしょ!
「ちょっとお話いいかな?って酒クサ!」
やっぱりお巡りさんでしたか、こんな幼女に話しかけたのが運のつきでしたね……お疲れ様です。
「けいさつのコスプレをしてナンパれすか~?ッカー!らめれすわ!乙女心を分かってねぇわ!」
「いや私女だし!キミお父さんとお母さんは?」
「へ?マミーとパピーは異世界だよ~」
「何言ってるの!てか見た目3才にしか見えないんだけど……家出の子かしら…いや捨てられたとか?どうしよぉ」
普通の3才はそもそも歩けませんしこんな流暢に話せませんけどね……
「いえれじゃれすよ~ちゃんとオウチにかえってるのれす!」
「え、えぇ~……」
スゴい、警察の人でも子供相手に引いた表情するんですね!
「オウチまで送ろうか?」
「でもぉ~知らない人についてくなって妹から言われてるしぃ……」
「い、妹!?なに、凄いしっかりした妹じゃん、てかキミが三才なら妹って……」
まぁ常人なら驚きますよね……ロリさんの細かいことはまた別の機会に説明しましょうか……っとまた自転車がこちらに近づいてきますよ
「おねーちゃん!メールぐらいしてよ!もぉ~心配したんだから」
「え?お姉ちゃん?てことは妹さん?」
「すみませんお巡りさん、妹のペドと申します、後でこのバカ姉にはしっかり言っときますので……」
「え?でもあなたの方が遥かに大きいし、20に見えますけど」
そうなんです、妹の方がしっかりしているんです。
「誰がバカじゃ」
「お姉ちゃんは黙ってなさい、アハハ良く言われるんですよ姉がこれなもんで」
「ムッ!しっかりしてるち……」
ボソッと言ったらよけい惨めなだけですよ、ロリさん
「そうですか、でもこのお姉さん……じゃなくて妹さんがいるのなら安心でしょ、では、もう暗いので気をつけて帰ってくださいね」
「ほんとご迷惑をおかけました、お気遣いありがとうございます!」
「あの人私の事なんp痛て!」
「そんなチンチクリンは犯罪者以外ナンパしてこないよ!」
この後妹にメチャクチャお尻を叩かれ次の日痔になったとか……
―― HAPPYEND ――