ふつかめm(。-ω-。)mはじめまして!
全惑星のお兄ちゃんお姉ちゃん、パパママ、じぃじばぁば初めましてロリです!本名はキュア・ロリ・イタリアンです!青い鳥さんがアイコンのsnsで検索したら出てきます!
「ローリちゃん!営業のお兄さんでちゅよ~、そして、コレは色念校と念校とpopとイラストのお仕事ですよ~」
「う゛っ……」
ロリはグラフィックデザイナーです!
あらあら随分と多いですね、ロリさん大丈夫?
大丈夫です……でも渡された分ですべてとは限りません、例えば……
「おはようじょー!ロリちゃん!お姉さんが来たぞー!」
この人はロリさんの上司であり教育係のJさんですね!
その通り!30歳独身のJさんです、この挨拶のしかたから怪しい匂いがします。
「ごきげんようじょですJさん」
「今日も可愛いねぇ抱きたくなる、可愛すぎてもうムカつくからこれシクヨロ!なるはやねで!」
ほら言ったでしょ?仕事はいつ来るか分からないとです……トホホ
しかしすごい量ですよロリさん、机にバベルの塔が……
これが私のお仕事です……では私はこれで……
だそうです、暖かい目でロリさんを見守りましょう。
(ФωФ) (ФωФ) (ФωФ) (ФωФ) (ФωФ)
すっかり夕方になりまたねぇ、ロリさんは……って自席に居ません。
休みに行ったのでしょうか、この部屋の隅っこにある休憩エリア行きましょう。実は私はここが苦手だったり……
音楽の代わりに「鬱だ」「帰りたい」とかが淡々と聞こえるこの部屋、オレンジ色の光に照らされる疲れきったデザイナーさんの哀愁ただよう姿はなんと言うか、試合後のボクサーに見えますよね
いたいた、ロリさん何をしてるんですか?
「おやちゅ~」
手に持ってるのはなんですか?
「おやつです」
いやいや、それは虫かごですよ!間違えてますよ!てか生きてるし!キモッ!
「今日のおやつは、さなだむしとオケラ」
まぁロリさんが好きなら良いんですけど
「は~」
どうしたんです?ロリさんまでため息を。
「ロリの母国はどうなってるんだろうか……」
あぁ母国ですね、この世界になれてしまって忘れていました。
「むっ!駄目だよ~?昔は剣を握って、国をまm……いやなんでもない」
確かに言わない方がいいですね、これはあくまでも日常エッセイ、『新訳・少女と少女は鏡面世界はさまよう』みたいなファンタジーものではありませんからね
「ロリ達の日常は、この世界にとっては非日常だからね……お仕事に戻るか!」
そうしましょ!この後ロリさんは無茶苦茶残業をしましたとさ
―― HAPPYEND ――