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オタクの改革  作者: 黒兎
5/7

オタクは色々フラグを立てる

俺は、昨日あっさり雪に言ってしまった事を、後悔している。


まさか、こんなことになるとは…


朝目が覚めると、部屋にお怒りの愛が居た。


「これの事、説明してくれる?」


かなりお怒りである、まさかこんなにお怒りになるとは、予想していなかった。


「えっと、これは誤解です愛さん」


「私は、そんな事を聞いてないの説明してって、言ってるの分かる?」


「単純に雪の事を、全然知らなかったからちょっと興味本意で、一緒に買い物を」


「じゃあ、雪が言ってるデートは、正しいんだよね?」


「そっそれは、えっと、あの、その正しいと言えば正しいと言うか、違うって言えば違って」


「どういうこと?」


「はっきり言ってよ」


怖い怖すぎる、もう駄目だ何が駄目なのか分からないけど、もう駄目だ。


「ふ~ん、そうなんだ合ってたんだね、デートでそれでどうだったのデート」


「それは、まあ楽しかったというかえっと…」


「そうなんだ、じゃあ今日は私と買い物なんだよね?」


「そうだよね」


「もっ元々、そのつもりだったよ」


「そうだったんだぁ、なら別に良いやもう触れないであげる」


「それじゃあ、何処に行きたい?」


「えっ正司が、プラン作ってるんじゃないの?」


「いっいや愛の意見も、聞きたいから聞いたんだけど」


「そっそうなんだ、じゃあ隣町にあるショピングモールに行きたい」


「そんじゃそうする、後は近くのスイーツ専門店でも回るか」


「後今日は、全部俺が出すから好きにどうぞ」


「えっいいの?」


「おう、雪にもそう言ったし、これで恨みっこ無しだからな」


「分かったありがと、正司」



そして、隣町にあるショピングモールに来た。


「でっ、まず何処行く?」


「じゃあ、バックとか見に行く」


「了解、はぐれ無いように手でも繋ぐか?」


と、ちょっと意地悪に言ってみる。


「うん…」


まさか、そんな反応するとは思って無かった。


待て、手を繋ぐだけだなのに、何でこんなに緊張するんだ、落ち着け大丈夫だこういうのは、ゲームで難なくこなしてきているだろうが。


と、まあ素っ気なく手を繋ぎ歩き出した。


「正司、これとこれどっちが良いと思う?」


「愛あのな、自慢では無いが、俺の感性に頼るのはやめた方が良いと思うぞ」


「もう、正司はいつもこうだから…」


「えっ、なんだ?」


「何でもないよ!」


と、少しむくれているよくわからん


「まあ、ゆっくり決めたら良いんじゃねぇか?」


「何でいつもそうなの、私に合う用な物とか持ってきてよ」


「えっ、俺の感性で選ぶのかやっぱ…」


「良いから、早く探してきて!」


「分かったよ、でも期待はするなよな」


と言ってきたは良いが?やはり人にプレゼントを選んだ事が無いから、キツいでも、大体愛には赤が似合うとは思う、だからまず赤をベースに見ていく。


赤は、やはりその色自体が目立って服などに合っていなかったりとかは、愛の事だからそれに合う物は大体持っているだろう。


赤色の大きなリボンの着いた、バックどうだろうか?少し正司が思う愛の印象とは異なっていた用で、違う品を見る。



数十分後に決めたのは、赤色のショルダーバックに決めた、まあ俺が選んで喜んでくれるかなんて分からんけどな。


「愛、俺がお前に合うと思ったの買ってきた」


と、愛に袋を渡す。


「どうかな」


「すごい、思ってた以上に良いの持って来てくれた」


と、愛は意地悪に言う。


「おい、やっぱり期待してなかったのかよ」


「正司が期待しないでくれよって、言ってたから」


「ちょっと位、期待しててくれよ…」


「えっ、もしかして私がめっちゃ期待してると、思ってたの?」


笑いながら愛は、言ってくる。


「そういえば、その大荷物なんだよ」


「正司に貰った、お金全部使っちゃった♪」


「えっ確か、十万位渡した記憶が…」


「バック意外に、服とかメイク道具とか色々買ってたら、無くなっちゃった♪」


「マジかスゲェな、お前もう流石に終わりか?」


と、荷物を全部持ちながら言う…重い。



「ゲームセンター行きましょ、正司も行きたいでしょ?」


「良いのか?俺が、楽しんで」


「良いけど、クレーンゲームとかで欲しいのあったら取ってよね」


「任せろ、千円以内で取ってやるよ」


「じゃあ、あれ欲しい」


と指差したのは、でかい熊のぬいぐるみだった、まあ宣言通りに千円以内でゲットした。


「なあ、愛結構キツいんだけど熊持ってくれないか?」


「もう、正司はしょうがないんだから」


取らせたのお前だろとか、思ったが流石に言えない。


「正司って昔っからゲームではすごいよね」


「ゲームでは、って余計だぞ」


「でも、すごいよね」


「あ~もう、そんなすごかねぇよ」


「え~もしかして、照れてるの?」


「てっ、照れてなんてねぇよ」


「え~本当にぃ~?」


「つっ、次行こう次」


「じゃあ、そろそろお腹空いてきたしご飯にするか」


「何、食べたい?」


「う~ん私は、肉にしようかな?」


「まあ何でも良いだろ、任せるわお前に」


「丸投げは酷いよ、正司~」


「正直、今動くのでやっとの状態だから、早よ決めてくれ」


「もう、しょうがないんだから」



まあ一番近くにあった、レストランに入った。


「注文、どうするんだ?」


「私は、サーロインステーキ定食かな正司は?」


「俺は、サイコロステーキかな」


注文をして、少し駄弁ってたら来た。


「わ~、美味しそう」


と、一口食べて言う。


「美味しい~正司も、食べてみてよ」


と、フォークに刺して正司の口元へ持っていく。


「おぉ、美味しいな」


「正司の方も、一口頂戴~」


「いや、自分のまだあるだろ」


「良いから~早く~」


正司は、フォークに刺して愛の口元に持っていく。


「正司の方も、美味しいね」



なんだろうこの胸の高鳴りは、よくわかんねぇけど、いつもより鼓動が早い気がする。


「はぁ~、次何するんだ?」


「じゃあ、ボウリング行こう正司」


ボウリング場で誠也と享と一と出会った。


「おう正司奇遇だな、デートかよそっちは」


「まあ、そうなるか」


「見せつけてくれるねぇ」


「一達は、何で此処に?」


「皆でナンパしてて、それで最後にボウリング的な感じで」


「誠也も、ナンパしてたのかぁ~」


「これだから、男子達は…」


「正司それは誤解です、僕は付き添いで来てただけですよ」


「嘘つきやかって、楽しんでたじゃねぇかよ誠也~」


「やっぱ、誠也もお年頃なんだな」


「まあ正司も来たんだから勝負しようぜ、今の所俺が一番だけどな」


「一、最初すごいドジ踏んでたけどね」


「ううっせぇな享」


「確かに、来たんだからやっていくか、正直負ける気がしないな」


「じゃあ負けたら、全員にジュースおごりな」


「尚更、負けらんねぇな」


「もう正司私の事忘れないでよね」


「すまんが愛ちょっと観ていてくれ、こいつは叩き潰されないと気がすまないらしい」


そして一回目は両者一歩も譲らずストライク、二回目三回目もストライクと続いていった。


「くそ~負けた~、何でそんな上手いんだよ、正司~」


「ゲームで負けるのは嫌だからな、約束通りジュースおごりな」


「何でだ俺はやっぱり上手く無かったのか…」


「いや、普通に上手かったぞ」


「まあ、ちょっとジュース買ってくるな」


「正司、手加減したでしょ」


「何で、そう思ったんだ?」


「だっていつもと違って繊細な動きだったから」


「お前よく分かったな、一には内緒にしていてくれよな」


まあそんな感じで、今日は気分良く終わった。

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