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わん子の魔法使い2冬の出来事2

作者: ののみやゆい 高里まゆ たかきまゆみ

※重複投稿 他SNSにも


それは エンドレスな冬の日の出来事


暖かな服を着た二本足で立つ犬と・・・その犬と手をつなぐ金色の髪の少女

こちらも 白いコートと帽子を身につけている

二人は 雪の積もった森の小路を歩いている


犬・・こと わん子は


お喋りが大好きで…

魔法使いの弟子なので

魔法もちょっぴり、だけ使える…わん子


今日は雪が積った森の小路を

大好きな御姫さまのエイルさんと…手をつないで

お城へ向かって歩くのだワンワン


「寒くない?ワン子さん」


エイルさんの

綺麗なオッドアイの瞳が

ワン子を見つめて問いかける…


金色のウェーブのかかった髪も素敵ワン


「平気ですワン」

「エイルさんこそ大丈夫ですか?ワン」


「うん!大丈夫

街に着いたら

お買い物して帰ろうね…わん子さん」


「城で待ってるアーシュさんにも お土産買わないと・・ワン」


「そうだね♪・・」とエイルさん


「この季節は

出店の暖かいグリューワイン…

香辛料と砂糖たっぷりのホットワインが美味しいよね…

でもアルコール強いから

すぐに赤くなって酔っ払ちゃうけど…」


「ホットの葡萄ジュースにしておきますか…ワン」


「そうだね…ジンジャークッキーとかもゲットしておきたいかな~

クマ型の蜂蜜味のソフトキャンディーも美味しかったから

あれもいいかも…」


すると

黒い影が突然…僕らを覆う

「ほほ…この時期は…

チキンの丸焼きに

分厚いステーキ


ケーキ

クリスマスプディング…


ジュートレイン(クリスマスに食べるドイツの伝統菓子)も美味しいわよぉ」


去年…現れた巨人だった…


巨人の女

または…作者 本人だった…


ひやあ!ワンワン


「きやあきやあ!なに!

この建物三階立て並の大きい人!」と…焦るエイルさん

「大きすぎよ!」・・と泣き叫んでしまう・・エイルさん


「ほほ…巨人だから~ね

大きいのよ」

と巨人こと作者


「確かに身長は

建物三階立て と同じくらい かしらね…」


「可愛らしいお嬢ちゃんに

去年…食べそびれた…ワン子ちやん…☆」


「美味しそうな子達ね♪」


「え!ええ!なんて事なの!

この巨人こと作者ってば!

人食いなのね!」


「そうそう…

おほほ(*^O^*)」


「じやあ…早速頂きますか…うふ」


「ええ…食べる気ですか!ワンワンワン」


「当然じやない…うふ」

そう言って…

巨人こと作者は わん子やエイルさんを捕まえたのでした♪


「きやああ!」「エイルさんワンワン!


僕らは鳥かごに入れられて

その鳥かごは、飾りつけられたクリスマスツリーに

吊られたのでした!ワン


「さあて…なんの料理にしょうかな~

シチューやカレーもいいわね

あ…いけない…時間がかかるから

先にシュートレインとケーキ

それからチキンパイを焼かないとね…」


鳥かごのエイルさんを…

じっ…じっーと見る

巨人こと作者


「具材のトッピングに…

チキンパイに入れて一緒に

オーブンで丸焼き

丸焼きでもいいけど…」


「可愛らしいから

カチカチに凍らせてからケーキのトッピングで…


クリスマスケーキの上に飾ろ♪」


「ひやあん!」

エイルさああん!


暴れるエイルさん


ぱんちぃ…ちらり


はっ!あれはピンクのフリル


いかん!わん子はエイルさんのぱんちぃ

に気をとられてしまった!


そして

わん子の愛するエイルさんは…

冷凍庫の中に入れらてしまっ…たワンワン!


「助けてぇ!わん子さん」


わん子はエイルさんを助ける為に

鳥かごから抜け出して

ツリーの木の枝をつたいながら…

冷凍庫に向かうのでした…


作者(巨人)は鼻歌でアメージンググレースを歌っている…

そして料理をせっせと作っているようだった…

チキンとホワイトシチューを器に入れてパイ生地をのせ蓋をする


それからもう一品

シェパードパイ(コテージパイ)

羊肉・・が手に入らなかったから 

別の肉のミンチにキノコなどを混ぜて

こちらも器に入れて…蓋かわりに

パイ生地でなく…ペーストしたポテト

マッシュポテトをかぶせる


先ほど焼き上がったのは

レーズンたっぷりのほどよく焼けたシュートレイン


白い粉砂糖を小さなフルイを使って…振りかけてゆく


お鍋を用意してポトフもいいわね…うふ



料理に熱中する巨人さんこと作者の横をすり抜け

冷凍庫の前にやっと…来たものの…


「エイルさん!エイルさん」


ああ!冷凍庫の中で

寒さで気を失ってるみたいワンワン


なんとか冷凍庫を開けて…と思っていると…


黒い影が後ろに


「わん子さん…ふふ」


「わん子さんは…何の具材にしましょうかな…」



「そうね…

スープのポトフの具材にしょう♪」


グツグツと煮えたぎる大きな鍋

わん子は鍋の中にポトリと…入れられて


「き…きやあきやあ!ワンワン

エイルさん!助けらなくてご免なさい!ワンワン

おたっしやでぇ!」




は…

パチリと目を覚ます


「わん子さん…大丈夫」

と心配そうなエイルさんが

側にいた…


「夢だったのか…ワン」


「ワンさん…雪で滑ってこけたのよ…」

頭うって…大丈夫


「だ…大丈夫ですワンワン」


「夢でよかった…ワン」

と安心するわん子



が…


しかし…


森の木の影から…覗いている大きな瞳

(( ̄_|


(  ̄▽ ̄)にやり…


巨人こと作者の手が

ゆっくり…と

二人の処に伸びてきて…



エンドレスなクリスマスの雪の日の出来事…ふへへ…

ひっひひひ…


今夜はご馳走さま…


※第三話 同じくサイト内 http://ncode.syosetu.com/n5304cz/

※他サイトにも 貼ってます 重複投稿です 関連 白銀のケンタウロス

※他サイトにも貼ってます

重複投稿

第三話同じくサイト内 http://ncode.syosetu.com/n5304cz/

今度 ひとまとめにするか 調整しますね

関連 白銀のケンタウロス

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