天秤にこの世の全てをかけるとしたら
相田雅臣はただの高校生である。
普通に平々凡々。ごくごく普通の家庭に生まれ、同じような友人に囲まれ。目立つこともなく、幼い頃に見ていた夢を諦め、ただ漠然とした夢に沿って日々を生きるような、ただの高校生である。
それが一変。
目の前には卵状の未確認物体。
居るのは真っ白の部屋。
首には輪が付けられて、周りには沢山の人。
理不尽なゲームに巻き込まれた雅臣は、ここで何を知るのか?
―――考えねばならない
―――知らねばならない
―――生きねばならない
『さァ、ゲームを始めヨう!これ以上ない程に、不幸で幸運で、理不尽な運命の家畜どもヨ!!』
普通に平々凡々。ごくごく普通の家庭に生まれ、同じような友人に囲まれ。目立つこともなく、幼い頃に見ていた夢を諦め、ただ漠然とした夢に沿って日々を生きるような、ただの高校生である。
それが一変。
目の前には卵状の未確認物体。
居るのは真っ白の部屋。
首には輪が付けられて、周りには沢山の人。
理不尽なゲームに巻き込まれた雅臣は、ここで何を知るのか?
―――考えねばならない
―――知らねばならない
―――生きねばならない
『さァ、ゲームを始めヨう!これ以上ない程に、不幸で幸運で、理不尽な運命の家畜どもヨ!!』
プロローグ
2014/05/15 04:30