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メモリーず  作者:
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プロローグ




林夜光はこう言った。

「あたしは弱いものを愛すわ」


君は強いんだよね。

「俺は…生きる為に、静かに…」


消えていきたかっただけなのに。なぜ邪魔をする?林夜光…


「あなたに恨みなんてない。だって初対面でしょう?」


そう言って笑った彼女。


「ねぇイラ、あたしに手を貸して」


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