表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ワレラ

作者: |夜夢伊《やむい》

目を開けたら靄のかかった世界だった

ここは何処?


目を開くと黒い靄のようなものに

視界を奪われていた


まわりを見渡してみるが


目隠し状態な事は変わらなかった


『ここはアナタのセイシン世界』


突然聞こえてきた人の声とも

機械音とも取れる音


『カンジョウを出せなくなった人が来る世界』


『ゲンジツ世界でカンジョウが出せるようになったらここに来ることはなくなるでしょう』


夢に近い


そう思うのがいいようだ


(ただ単純に感情を表わせばいいという訳ではなさそうだ)


子供の頃には嵌まらないだろう


基本的には感情剥き出しの生き物だから


成長過程で抑えることを覚えていく


そしていつものように朝を迎える


今日は色々見て回る為


支度を整え足早に出かけたのだった


何店舗か見て回り時間の確認をしようとした時だった


「もしかして乃音麦(のねむ)?」


声がした方を向く


全然誰か分からない


「まー無理もないや。俺だよ良之路(よのろ)


「あー小・中一緒だった」


「そう。あっそう言えば」


急いでいるから


そう言って切り上げればよかったのだ


「今日の同窓会来るの?」


ーーー知らないーーー


しかしこの場は


「いや~予定入ってて行けないんだよね」


「じゃあ私急ぐからさ。楽しんできなよ」


「あっわりぃ。じゃあな。」


「またね」


そう言って良之路と分かれた


良之路は何とも言えない表情をして


(まさか…ね…)


乃音麦は去ってしまっていた


乃音麦はその夜年甲斐も無く大荒れした


良之路はと言えば…………




そうなのだ


私達は


カンジョウノイキモノナノダ


それを忘れた時


この世界に


キテシマウノダ


荒れたいときは荒れればいい


人はそういうものだから

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ