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転生した王妃は親バカでした  作者: ぶるもあきら
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1歳児になった天使


我が天使(オスカー)が1歳になりました!


綺麗な金髪も伸びて、紫の瞳もキラキラ。

最近はハイハイからのつかまり立ちもするようになり、益々目が離せなくなりました。


おしゃべりも上手になってきて、ハイもイイエも意思表示する様になりました。


レオも(王命でそう呼ぶようになった)こまめにオスカーに会いに来ては一緒に過ごしてます。

やっぱり父と息子、仲良くしてほしいもんねー


そして今、私達のもっぱらの話題がオスカーが声に出すのはパパとママどっちが早いかを競ってますの。


ママはマンマ(ごはん)と区別が付きにくいのですが、マンマでもママだと言い切ってやるつもりですので、私に負けは無いのです。


さて、今日もオスカーを囲んで私とレオの引くことの出来ない戦いが始まりました。



「オスカー?ママでちゅよー」


「オスカーパパと言ってごらん?」



モーリスや乳母sは生温い目で見てるけど私達はいたって真剣。


当のオスカーはおやつのりんごをチュパチュパしてて興味無しの様子。



くぅーー今日も引き分けかしらね…



と、ちょうどその時、私にお使いを頼まれて席を外していたヤツが戻ってきた。


部屋に入るヤツを見るなり、オスカーが可愛い顔して言ったのだ…



「げー、げーーん!!」



えーー?

パパやママよりゲンが先なの!?


私もレオもガッカリ項垂れたのは言うまでも無かった。



しかし、よくよく考えたらレオも私もパパやママと誰にも呼ばれていないしオスカーは認識してないわよね…


そして、私が良くゲンを呼ぶから当然オスカーはゲンを認識してるのよ。


子供ってちゃんとわかってんのよね…


きっとモーリスやマリーヌが2文字だったらこの2人にも負けていた気がするわ。




それから…

レオは仕事に戻り、オスカーはお昼寝の時間で乳母sに託した。


私は戻ったゲンの報告を聞く事にする。



「どうだったの?」



ゲンは難しそうな顔をして答えた。



「んーー、ダメだった」



やっぱりそうか…


私とゲンは原作にある次の災害について調べていた。


これは2人でいくら考えてもハッキリとした時期を思い出せないので、きっとそこまで設定して書かなかったのだろう。


しかし残っている災害は後2つ。

これと大ボスであるバネッサとの戦いなのだ。


ちなみにこの災害で現地に出向いたレオと聖女は出会う。


災害をなんとかしようと奮闘するレオ。

国民の為に一生懸命に癒す聖女。

災害を乗り越えた時にお互いが強く惹かれあっている事に気がつくと言う流れだ。


今思えば、完全に吊り橋効果の様な気もするが、そもそも作者が恋愛偏差値が低いのだから仕方がない。



とりあえず、2人が出会う為にこの災害は必ず起こるはずなのだ。


しかしある日、ゲンが気になる事を言い出した。



「聖女っているのかな?」



はい?

そりゃいるでしょ?

なんて言ってもこの作品のヒロインなんだから。



「母さん、ことごとく聖女の活躍の場を潰してるよね?」



ん?

そんな事!……あるかも。



「もしかしたら今のこの世界には聖女が誕生していないのかもしれない…」



ゲンのこの予想…

もしも当たっていたら…



これから起こるであろう災害は聖女がいれば誰も犠牲になる事無く終わる。


でももし聖女が不在なら…




その不安を拭う為に私とゲンは密かに聖女を探していたのだった。




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