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形を変えてでも生き残ろうとする人類


 突然ダンジョンが現れた。陸や海に出来たダンジョンはなんとか出来た。だが、空中にあるダンジョン、宇宙空間に出来たダンジョンはどうしようもなくそこから現れるモンスターに敗北して絶滅寸前だ。だがそれでも生き残り、全てを掛けて人間を残そうとしている……それこそ人間という形さえ消して。

 では残っている人間とはそんな姿か




 モンスター人間。モンスターの形をして頭脳も精神も捨てて生きる存在だ。別に頭が良くてもいいが、死体を喰ってモンスターを喰ってただ繁殖するなんてことはまあ、まともじゃ出来なかった。

 生物という機能を酷使しすぎるのに人間の精神は耐えられなかったということだろう。だが、もうモンスターと大差ないとしてもモンスターの防波堤として有用だ。


 次にデータ型人間。人間の精神をデータ化して海底など極限領域に隠れている。特徴は量だな。この形式は皆がやったため大量に作ってそこかしこに保存されている。一応物理的な影響力がないわけない。

 その内部では人間が逆襲するときのために日々研究が行われているらしいが……データ化しているという事実とデータ量の限界により閉鎖的でどこも地獄のような有様らしい。

 潜在能力は一番感じる。もし人間が復興するときがあればこの形式の人間がきっかけの可能性が高い。


 三つ目は無機物型人間、前の人間に近いがデータとして生きているのではなく本当の無機物として生きている。それが人間かと言われれば怪しい。知性もあるようなないような。何を考えているのかコミュニケーションも出来ない、モンスターも襲わない。

 ……生き残ることに特化し過ぎだと思うが、まあ生き残るという絶対目的の為なら仕方ないのかな。


 他にも、アンドロイド、逃亡者などもいたが全てモンスターに絶滅させられた。

 



 ……こんな風にして人類は生きている。笑えてくるがどこか誇らしく感じるところもあるそんな気持ちだ。どうなるのか分からない、諦めてしまっても良いのかも知れない、だが頑張る君たちの事を馬鹿にしないよ。いい人生を」

 カチッ。

 

 その爆発は大陸を埋め尽くしているモンスターを大陸ごと滅ぼした。

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