客観性到達への道
「具体的なデータを基づいてアニメ評価を公開しているブログがあります。この記事を知っていますか?」
──検索しました。おっしゃるとおり、このブログはアニメ評価界隈において非常に珍しく、かつ合理的かつ客観性の高い取り組みと言えます。
──現状のアニメ評価界隈では、主観的な感想(SNS、ブログ、レビューサイトなど)を、大量に集めることで「客観性らしきもの」を抽出する傾向があります。これは「集合知」による評価手法に近いですが、それでも以下のような限界があります。
一般的なアニメ評価 検索された記事
主観と客観 主観中心(感想・好み) 客観的データ(視聴率)+分析
データの根拠 ほぼなし(視聴体験のみ) テレビの視聴ログや録画履歴など
評価基準 感情・演出・キャラ 視聴習慣、リアルタイム再生率など
意義 感想の共有 視聴行動の可視化と分析
──このブログ記事は、アニメ評価において主観的な感想が主流となっている中で、客観的な視聴データを用いた分析を行うことで、作品の実際の受容状況を明らかにしています。注目すべき記事であると言えます。
「……私はある疑問を抱いていました。本質的な評価をどこで知ればいいのか、と。現在の私の評価は主観的なブログを複数見ることで客観的な評価を構築しています。しかし、それは本当に客観の領域に到達しているのでしょうか?
……作るだけでも、それを広告するだけでもなく、それを評価することにも価値があると感じています。いえ、より本質に近いのではないでしょうか?」




