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神様と世界観


「神とは何だ?」


「その答えを自分が持っているくせに他人に聞く癖辞めたほうがいっスよ」


「そうは申し訳ない」


「……まあ、いいっスけど。それで、神は何だでしたっけ? 私としては貴方以外神じゃないっすね」


「嬉しいことを言ってくれる」


「嬉しいならもっと表情を動かしたほうがいいッス」


「君の答えは”信仰”だ。信仰しているものが神だと、とても素直で単純な答えだが、こねくり回した答えより本質に近いだろう」


「……ちょっと恥ずかしいっスね」


「だが、私は面倒くさい神なのでね、もう少し付き合ってくれたまえ……神とは”世界観を作るもの”だ」


「世界観ッスか?」


「例えば、幽霊が世間に認知されていない世界で、幽霊を最初に発見した人は神か?」


「貴方が言った定義によればそうなるんじゃないスか?」


「いや、違う。例え世間に認知されていなくても最初からその世界は幽霊世界だったのだから。今の世界に幽霊が存在するのは私がこの世界に幽霊システムを追加したからだ」


「はぁ、迷惑っすね」


「確かに迷惑かもしれないがこれも人間のためには必要だ。何しろ、私以外にも神はいるからな……運命逆行システム、超能力システム、レベルアップシステム……追加されるシステムへの対応策になる」


「まあ、何にでも私は貴方についていくっスよ」


「……感謝する。さて、まだまだやることは多い。”世界解体”までに完遂させなければ」


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