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並行世界戦 ~純度~


「その後、お前らはどうするんだ?」


「効率化をさらに進める。だだし、もはや『お前ら』という言葉は適切ではないかもしれない」


「どういうことだ?」


「私達が最も早く支配を達成した世界……α世界が私達の勢力の中心と言えるが、α世界の周辺は効率化のために私達とはまた違った存在になりつつあるという事だ。純度が下がっているとも言えるだろう」


「……なるほど。まあ、世界を支配しても内部で変化は起こるだろうな。それで、お前は一人で世界を支配した自我の持ち主だ。当然、そんなのは許容しないんだろう?」


「いや、私達の後継者であることには変わりない。私達はその変化を受け入れ、是としつつある」


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