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神の突然変異


「教えろ。なぜ、あのような存在が生まれたんだ!」


「ふむ、私に聞くという事は、自らの無謬性を否定するということでいいんだな」


「…………そんな事はどうでもいい。お前なら知っているんじゃないか」


「まあ、どうでもいいことだと言うなら触れないでおくが……それで、破壊神が生まれた理由か? それは簡単だ。神だって突然変異するというだけの話」


「なっ!?」


「神だって突然変異する。君達は自分達の身体がどういうもので、どこまで行けるのか知らないだろう?」


「我らが変わるはずがない!」


「まあ、がっかりする必要はない。むしろ、君達も変われるということでいい話に近い」


「神は不変であり、永久不滅の存在だ」


「神は一生物であり、この惑星の外に行けない文明度、能力の存在だ。まあ、変わりたくないのはいいだろう。それを否定はしない、良いじゃないか平穏。だが、それを世界が許してくれるかは別の話だ。単純に弱かったから君等の支配は敗れた。それだけの話だろう。


 しかも、それが一般人の平穏じゃなくて君等だけの平穏なんだから同情する余地もないな。私が言うのも何だが、君等の支配は君達以外の生命に対して不幸が多い支配だった。破壊されて悪くないと思っている生命は多いんじゃないか?」


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