表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
524/901

地下の戦闘


 地下道に入った。地形データは頭に入っている迷うことはない。




 ……敵を発見。奴らの容姿と敵データは一致した。あの大柄の男は近接型魔術師、奥にいる女性が高火力型の魔術師。高火力型の魔法に当たると流石に危ない。だが、この閉鎖空間であえてそんな魔法を使ってくるリスクは少ないだろう。


「…………敵だ!」


 ここまで近づけば音は消しているとはいえ、気付かれるか……だが遅い!


 ……急所は防いだようだが、足りない。足を切って蹴飛ばす。


「グハッ!」


 足を切って動けなくした近接魔術師を無視して、後衛に向かう。この距離で俺なら反応が間に合わない速度で高火力魔術師の首を……いや!!


 ドンッ!!!


 グッ、この距離で爆発魔術を! ッ! 近接魔術師がっ! 離れねば! なっ! 後ろから炎の矢が! まだ生きていたのか! 高火力魔術師の炎の矢と自分の身も気にしない近接魔術師の捨て身……だが俺ならまだ! 前に飛び込んで炎の矢は交わす。ここなら捨て身もまだ勢いがついていない! 


 ……右手のナイフで防いだ! その隙を逃さず、左手のナイフで近接魔術師を切った。


「……ふう」


 後衛の魔術師は自分の爆発魔術で死にかけだ。油断せずトドメを指した。


 ……少し傷を負ったか。だが、急がなければいけない。先に進む。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ