無限闘争
戦い、戦い、戦い、戦う無限の戦争。
「今、第七空中城塞が落ちまいした。しかし、我が軍はただではやられず死神が相手の主力上位龍を数匹を打ち滅ぼしたようです。ですがすでに新生上位龍が生まれています。
第二東方面では樹海が増殖しており新型爆弾を投下し焦土にしましたが、根っこに残りが存在したようで、観測によると七割ほど復活しているようです。そして、徐々にこちらに広がっています」
「そうか、上位龍のサンプルはどうした」
「すでにそれを元に人造龍を相手側の40%の力程で復元可能です。これをネームド『死霊術師』の力により、死体と融合させアンデッド化実行中です。次回からは相手の上位龍の死骸をより有効に使える物かと。
東方面では、地中を掃除するための人工魔物の作成中です。これを早急に作り出し、一刻も早く新型爆弾と共に浄化予定です」
「では、南方面を」
「南方面では我らの軍から持ち出した強化人体技術を用いて、ゲリラ戦術と内通者による情報入出が懸念事項です。彼ら異界神に全てを捧げた者たちは様々な異能と我らから奪った技術力を持ち単一的な対応では学習されます。一刻も早く滅亡させなければならません。
唯一利点として、かの物たちの体は我らと近く、我らの研究が応用できます。アンデッドのいい素体になりますし、繁殖ユニットとしても有効です。人造異能もある程度の成果が上がっています。
次世代ユニットでは龍魂燃料機能と異能を合わせた我らを製造中です。しかし、龍機能は単純な強化といかず凶暴性、知性障害など様々な欠点が存在しています。ですが龍機能の身体能力は魅力的でこの欠点の改善に努めています」
「了解した。北はどうなっている」
「機械天使ですか、彼らは我らの魂を永遠に苦しめることで稼働する種族です。しかし、魂という物が全く分からないので、経験則で語るしかないのが辛い所ですね。こちらも双身だったり、芋虫と合体したような奴、岩の塊、色々なものがいて、対処法が作られていません。人材がゴミのように消耗しています。
しかし、魂は理解していませんが、ある程度のめどが立っています。この天使の体を用いて魂らしきものを捉えて、その動きを観測することはできています。今は場当たり的な対処ですが、時期にこのメカニズムも判明できるかと」
「では次を」
「はい、現在我らは…………………」
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