表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
473/901

何かを為そうとする人の悪行 1


 悪をやってしまった……。私は酒を浴びるように飲む。グラスの中の琥珀色の液体が次第に減っていくのを見つめながら、自分の行為を反芻する。


 悪は何かしらの行動をする時に出てくるものだ。だから……仕方ない。そう自分に納得させようとするが、酒を飲む速度は変わらない。そもそも私がやったことは悪だったのか? 悪行をやったという事実自体を疑問に思おうとするが、自分にある引っ掛かりが解消することはない。


 ……何かを為すという時に悪をやらないわけにはいかない。悪をやらないと決めると取れる行動があまりにも狭くなり、自分の活動に支障をきたす。だが、悪をやって気分が良いわけではない。悪への距離感は私にとってどうするのが良いだろうか?




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ