表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/905

生きたいという思い

 あの裏切りはいつの日だっただろうか、あの日は静かで寒い冬の日だった。雪が降り積もり、穏やかに枝から雪が降りそそぐ。

 

 僕は人を刺した。息も耐えて、心臓はバクバクして、いっそ死んでしまうかと思ったが死なずに逃走した。



 あの日程人間の生命への意志を感じたことはない。それから都会に逃げ、何でもして生きてきた。変じて思う。幽霊とは恨みや憎しみではなく生への執着によって動くのではないかと思う。死にたくないという思いは恨みや憎しみを越えて切実に生を歌っている。


 故に、それはとてもいいエネルギーになる。


「そうは思いませんか。ねえ、あなたのその生きたいと思う、生き残るためなら何でもしてやるという意思は幽霊になっても僕の役に立ってくれることでしょう。さあ、最後まで諦めずに行きたいという意思を忘れずに、最後まで生を歌ってくださいね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ