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なぜ、死ぬと分かっていても戦うの?


「なぜ、死ぬと分かっていても戦うの?」


「それは頑張らない理由になりませんよ。頑張る理由にもなりませんが」


「ふふっ、なにそれ馬鹿みたい……それなら最後まで戦うわ!」




「はあはあ……ねえ」


「なんですか」


「実は私……夢があったの」


「ほう、意外ですね。貴方にそういったものがあったとは」


「まあ、キャラじゃないし恥ずかしかったから誰にも言わなかったんだけど……実はお花屋さんがやりたかったの。意外でしょ」


「確かに意外ですが、貴方は花が好きですしね。そう考えれば納得します」


「えっ、気付いていたの!?」


「いつも任務の途中で花を見ていましたよね。それで花が好きなんだなと思っていました」


「気付かれていたの……。恥ずかしいんだけど」


「ははっ、だから言わなかったのですが……花が好きなことくらい恥ずかしいことじゃありませんよ。たとえ、皆に孤高の戦姫と呼ばれている貴方でもね」




 ……ねえ、私……疲れた。


 頑張らなくてもいいですよ。他人を気にせず好きに選択しましょう。


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