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赫と肉の化け物

 


 恐るべき化け物が襲来した。その姿は血の赫に染まった人型の化け物であり街を国を蹂躙する。軍隊が化け物を仕留めようとするが、その化け物の一振りは人をまとめて吹き飛ばし、直撃したものは血肉の塊と姿を変える。


 そして、一通り暴れ回ると化け物は動きを止め、全身から口を開き死体を貪り喰う。その悍ましく恐ろしい光景に兵士は戦意が喪失していく。そして、全身の口が笑顔に変えた時一斉に逃げ出した。


 貴族たちは戦うように命令するが兵士は気にもとめない。貴族たちへの恐怖よりも、化け物の恐怖が上回っていた。


 逃亡を抑えるために下民に脅すことに没頭していた貴族たちは、周囲に注意を払うことを忘れていた。


 化け物は貴族の眼の前にいた。貴族は最後に見た。全身から口が開いた化け物がこちらを舌なめずりしている光景を。恐怖の絶叫が上がり……何も鳴らなくなった。


 


 ……暴れ回り人々を血と肉の海に変える赫き化け物は、人型を崩し肉と赫の集合体となった。化け物は津波のように人々を飲み込んでいく……そして、この大陸に君臨していた大国は滅び去った。


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