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ただ一つ残った自由


 救い出され、不自由と抑圧から解放されたのは嬉しかった。そして、恩人は私に使命と人生をを与え、友人も戦友も出来た。だが、私が真に求めているのは違った。全てのしがらみとそれに付随する『何か』それが私は鬱陶しかったのだ。




 使命を果たし、友人も戦友も失った先……私は()()を見上げた。そのそらに幸せも快感もなかったが、自由があった。人は幸せや快楽だけに生きるのではなく、幸せはただの一つの選択に過ぎない。私にとって重要なのは、自由であることだったのだ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 


 全てを破壊し尽くした大罪人はそらを見上げた後、どこかに消えていった。その名は以後の歴史のどこにも記されていない。

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