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正攻法


「えっ、警察?」


 警察に頼むという発想がなかった。それは自分が間違っているという前提があるからだ。だがよく考えれば、あいつは犯罪者だ。裁くことが出来る人間だ。自分に負い目が無いわけじゃないが、それでもあっちのほうが遥かに悪徳で罪になることだろう。


 しかし、少し抵抗があった。なぜならこの時に至っても自分が間違っている、だから間違っていても自分を肯定しないといけないという思いがあるからだ。同時に、自分は間違っていないが世間はそれを認めないという思いもある。屈折し過ぎだろう


 だが、自分は裁判で勝てる。真正面から戦える。なのに自分はなぜ真正面ではなく楽な道を言ってしまうのだろうか、確かに面倒くさそうだ。色々な大変な事がありそうだ。


 だが、それが正しく強いのであればそうするべきなのではないか。なぜ、小手先でやろうとしてしまうんだ? それが正しく強いのであればそうするべき。どこか納得しないまま俺は警察に連絡した。

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