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天気の会話


「……いい天気ですね」


「うん。そうだね~いい天気だよ~」

 

 いつもは声をかけてこない彼が声をかけてきた。何か用かな?



「それで、ですね……」

 

 彼は少しためらっているようだ。どうしたのかな。少し待っていると、彼は意を決したように言う。


「……つかれてますよ」


「えっ! ……い、今何言ったの」

 

 その言葉につい動揺しちゃった。まさか、そんなこと、ないよね…?


「…明里さん。最近困ったことがありませんか」


「い、いやあ~いたって元気だよ。悩みなんてなにもない青春少女ですよ。私は!」


 ちょ、ちょっーと無理があるかな? 


「……大丈夫ですよ。気になるなら誰にも言いません。ですから正直に教えてください……何かに憑かれてますね」


 彼は真剣な目で私を見ている。


「……誰も居ない無いところで急に物が勝手に壊れるの。だんだん壊れうものが大きくなってきて、昨日はテレビも壊れちゃった。他にも誰かが耳元で囁くような声が聞こえたり私をみる視線をいつも感じるの」


「………大変だったね。もう大丈夫だよ」


 あまりこんな事言いたくなくて俯いて流れるように喋った。でも、誰かに話せたことでスッキリした気がする。彼に感謝しないと……あれ、そういえば彼って……誰だっけ




 顔を上げてみると




 




 



 歪んだ笑みが見えた。





  

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