25話 王都の冒険者ギルド
こんばんは!
遅くなってすいません!ちょっと今本当に忙しい状態で!
でもちゃんと出しますから!読んでくれると嬉しいです!
俺たちは今王都の前にいる。
門を潜っていないので、門の前まで転移した。
男の人が二人立っている、門の端にいる感じ。
門を通ろうとした時、門番が話しかけてきた。
「おい、子供だけか?他の人はいないのか?」
「はい、俺たちだけで、ここにきました」
転移できたからあまり危険はなかったぞ。
「本当か?ここら辺はDランクの魔物しかいないんだ、お前たちで来れるわけないだろ、本当だったとしても、身分が見れるものがないと、銀貨5枚かかるからな」
「冒険者カードでもいいんですか?」
「別にいいが...」
身分証明するものはあるけど...なかったら銀貨5枚で通れるのか...
金銭感覚がおかしくなってるかも知れない。
「これです」
俺は金色の冒険者カードを出した、すると門番の人がビックルした顔をして恐る恐るそのカードを取った。
「拝見する」
その冒険者カードをマジマジ見た後、俺たちを疑うような目で見つめる。
「これは本物か?もし誤魔化してるなら今言った方が罪は軽くなるぞ?身分の偽造は完全な犯罪だ」
するとマデルが口を挟む
「おい、誰か知らねえが、これは本物だ、信じられないなら、ユートと戦えばわかるだろ」
「その通りです、他の三人はCランクです、ランクの成長は早い方だと思いますが...そもそも王都にそんな偽造しても無意味だと思います、そのくらい子供でもわかります」
大人っぽくいったが、まだ信用してくれなさそう...
「君も子供だろ...まあいい、ここでは戦うことが禁じられている、だが問題ない、今から冒険者ギルドに一緒に行ってもらう、そこなら真実がはっきりする」
めんどくさそうに門番はため息をつく
本物なんだがな...まあこれもこれで面白そうだな
「わかりました、じゃあみんな、ちょっと遠回りになるけどいいか?」
みんな頷いた、みんなもちょっと面白そうな顔をしてる。
びっくりした顔が見ものだな。
そこから10分ほど歩いてから、でっかい建物が見えてきた。
ちょっと待て、大きすぎる、日本で言うなら、東京ドームほどである。
地下もある、と歩いてる途中に門番が言った...すごいな王都
「ついたぞ、この中が冒険者ギルドだ」
そして扉を見た...
扉の上には剣と剣がぶつかっているようなマークがある。
そのほかには、クスクス笑っている冒険者が門の前にいるような感じだ。
「俺たち予定があるので、早くしてもらってもいいですか?」
「はいはい、じゃあ行くぞ」
扉から入ると、すぐにテーブルと酒場と素材売り場が見えた。
入口らへんがこんな感じなのか、奥に受付っぽいものがあるな
俺たちはその奥にある受付まで歩いた。
「ようこそお越しいただけました、今回はどうされましたか?」
そう受付嬢が門番の人に話しかける。
すると門番の人が顔を少し赤らめて受付嬢に近づく
「ああ、今回はランク偽装だ、この前と同じ」
「そうですか...でも決めつけるのは良くないと思いますよ」
「はいはい、でも12歳かそこらのちびっ子たちだぜ?Aランクが一人とCランクが三人だ、あり得なさすぎるぜ」
受付の人はびっくりしたような顔をしていた。
「本当ですか?ですが二年でCランクは前例がいますし、ですがAは偽造かも知れませんね、前例は全く見たとこありません」
「そうだろ?ちゃっちゃと終わらしてくれ、早く戻らないといけないんだ、それとも俺と飲みに行かないか?」
「遠慮します」
門番の人は受付嬢のことが好きなようだ、確かに若い、メルルさんより若いのでは?
それに比べて受付嬢さんは全く興味がなさそう、かわいそうに...
すると受付嬢が話しかけてきた
「私は冒険者ギルド受付嬢のレモニーと申します、門番さんが言うには、年齢に比べランクが高いと言われここにきた、と言うことでお間違いはありませんか?」
レモニーというのか、ご丁寧にどうも。
「間違いはありません、ランク偽装の鑑定は四人ともしますか?」
「はい、一応させてもらいます、12歳ですよね?12歳といえばまだDランクがせいぜいというところです、Cランクはその年齢では早い方ですよ」
確かに、メルルさんも言ってたな、全部の依頼をウルフ討伐にしてたせいか、それだけでCランクってすごいですねと言われた、他の依頼もちょくちょくしとけばBランクは行けたとも言ってた。
「わかりました、冒険者カードは全て門番が持っているので、お確かめください」
「あ、はい、かしこまりました」
すると門番の方に行き、カードを受け取った、そしてレモニーさんは受付の奥まで行ってしまった。
待ってる時間どうしようかと思っていたが、門番が話しかけてきた
「まじで大丈夫か?偽造バレたら、その年齢じゃあ牢屋って事はないだろうけどよお、罪にはとわれるんだ」
だから本物だって言ってるじゃん、通じないのか、同じ言語使ってるはずなんだけどな...
するとまたもやマデルが口を出す
「おい、おっさん、何回本物だっていえば気がすむんだ?」
マデルが剣を出そうとしていた。
だがすぐにスレンが止めに入った。
「おいマデル、落ち着け、いくらお前が強いからって門番に手を出したらそれも罪に問われるぞ」
「でもよ...」
すると酒場の方から酔っ払い三人の冒険者が向かってくるのが見える。
あの様子は絶対絡んでくる。
目立ちたいが、こんな形で目立ちたいわけじゃないんだよな...
「おいおい、どうしたよ、喧嘩か?じゃあ俺が乗ってやるぜえ?」
「おいおい兄弟、それは弱いものいじめって言うんじゃねーかー?」
「でもでも、話を聞く限りじゃあ、ランクの偽装をしてるようじゃねーか?そんなに自分が強いって言いたいんならよお、俺と戦って勝ってみよろお!」
ヘラヘラ笑いながら向かってくる。
またこんな感じか、でも今回ならみんなに任せてもいいかな
『鑑定』はかけたが、弱すぎる。
「ユート、これ俺たちに任せてくれないか?」
「そうだな、俺たちで十分な気がする」
「そうです!二年前の恩返しをさせてもらいます!」
うん、大丈夫だ、最初っからそうするつもりだから
「うん、じゃあ、よろしく頼んだ」
するとみんな頷き、冒険者を前に戦闘態勢をとる。
「じゃあ俺から行っていいか?」
マデルがそう口にすると...
「はあ?なんだてめえら、全員でかかってこないとつまん...」
ドサッ...
酔っ払い冒険者が倒れた。
多分俺たちにしか見えなかっただろう。
『超加速』を使い敵を腹パンした、マデルにしては優しい方である。
「てめえ!俺の仲間に何しやがった!」
「別に、優しく殴っただけだぜ」
相手を怒らせる性格は変わってないようだ、よかったいつものマデルだ。
門番は何が起きているのかわかってないようだ、まあ当たり前だろうな
冒険者はというと...
「くっそ!何かの手品だろ!見えないなんてありえねーよ!」
言葉とは違ってスレンに向かう、まあ実力がわかっていて勝てない相手か実力を知らない相手だったら、わかんない方がいいだろうし...
性格な判断かな
「俺の方がマデルより強い、運が悪かったな」
その瞬間、相手が壁の方に吹っ飛んだ。
グハッと言って気絶してしまった。
「おい、スレン、超身体強化はやりすぎだぜ、あとお前、誰が俺より強いって?とうとうお前も脳筋になったか?」
「でも威力的には俺の方が上じゃないか、周りからは俺の方が強いと思われてるんじゃないかなー」
また始まった、この二人って意外と仲良いんだよな、2年間も一緒にいたら仲良くなると思うけど、喧嘩するほど仲がいいというのはこういうことなんだろうか?
「なんだと、スレン、じゃあ今確かめるか?どっちが強いか」
「いいけど?どうなっても知らないぞ?」
対決するのはいいんだけど場所がね...
「はいはい、これで終わり、もう一人が怯えてるじゃないか...じゃあ次はシーナがやってくれるのか?」
「はい!がんがります!」
魔法を放とうとした瞬間...
「す、すいませんでしたー!」
冒険者はそう言って仲間を持ってどっかいってしまった。
「あれ...?私の出番は...?」
「ないみたいだね、でも大丈夫、帰ったら魔物退治だから」
「そういうことじゃないんです...」
どういうことだ?こういう時に心を読んだ方がいいのだろうか?
でも仲間に悪いもんな、でもこっそり...
〈また何もできなかった、私だって役に立ってユートくんに認められるようにならなくちゃ!〉
うん、認めてるから大丈夫だぞ。
認めるって、仲間についてだよな?それだったら二年前から仲間じゃないか、そんなこと思わなくていいと思うが...まあいっか
すると忘れられていた門番が話しかけてきた
「えーと、何が起きたんだ?全くみえなかったんだが...」
門番は何も見えなかった様子、まあ当たり前である、だって俺たち以外誰も見えてないみたいだもん。
「仲間がみんな倒しちゃいましたよ、俺の出番はなかったみたいだけど...」
そういうと門番はびっくりしたがすぐに疑いの目をかけられる。
「嘘だ!俺が見えないはずないだろう!ほら!レモニーちゃんが帰ってきたぞ!これで真偽がはっきりする!」
レモニーさんは少し汗を流していた。そんな急ぐことなかったぞ。
「あの、これ全て本物です。よく見ればギルドマスターの印が押されています。これはどこかの街でギルドマスターと戦った証拠でしょう。」
そう口にすると、門番が唖然としている、これで分かっただろう、それにしてもギルドマスター強かったなー、Sランクだもんな。
「そ、そうか、じゃあ俺は仕事に戻るとするよ...」
「はい、これからもちゃんとした仕事をお願いしますね」
そうレモニーさんがいうと、門番は恥ずかしがりながら走って行ってしまった、ごめんな、でもここに連れてきた門番さんが悪いんだぞ。
するとレモニーさんが話しかけてきた。
「でも、すごいですね、トロン村といえば、あのブラッシュさんがいるところではありませんか?認められるなんて、相当な力を持ってるんですね」
そう言いながら冒険者カードを返してくれた。
「ええ、まあ、そうですね、では俺たちは用事があるので、これで失礼させてもらいます」
「本当だよ、今頃王都で美味しいもん食べてたところなのによ...」
「いいじゃねーかマデル、いい食前の運動ができたじゃねーか」
「そんなに運動してねーよ」
「まあまあ、今から美味しいもんいっぱい食べればいいじゃないですか!」
みんなもう王都のことで頭いっぱいのようだ、俺もこの世界に来てスイーツ食べてないからな、自分で作っても良かったが、意外とスイーツって複雑で作れなかった。
俺もワクワクが止まらない状態である。
「あ、はい、いつでもご利用してください」
そう言うと、俺たちは冒険者ギルドを離れた。
俺たちが出ると、レモニーさんに声をかける人物がいた。
「レモニーさん、あの方は何歳です?」
背が小さくて女性の白銀の髪をしている、冒険者の格好をしているが素材が良い、可愛い顔立ちをしていて、誰もが惚れるような顔だった。
「全員12歳だと書いてありましたよ?それ以外は個人情報なのでいえませんけど」
「!...12歳であの動き...気になるわ、どこの中等部に通うのかしら...」
「あなたも12歳でしょう?中等部なんて王都に数十個はありますよ?でもあの強さならば、国立学園かもしれませんね」
「そう...運が良ければまた会いたいわね」
こんな会話がギルドで起こっているなんて、ユートたちは誰も知らない。
そしてこの女性も、まさかユートという存在がどれだけ上の方なのかなんて知らない、それを知るのはまだ先のお話...
読んでいただきありがとうございました!
また出します!
久しぶりに長文書きました!




