16話 仲間強化
短いです。すいません
俺たちはパーティーを結成した。
レッドウルフの金額に俺らは失神しそうになった。どんだけ高いのだろう、プラチナ貨12枚である。1枚100万円である、それを4等分にしようとしたら、怒られてしまった。
なぜだ?
とりあえず1枚でいいと言われ、1枚ずつ渡した、それでも納得してなさそうな顔だった。
俺何かしたか?
するとマデルは...
「それよりお前はいいのか?俺たちなんかとパーティー組んで、俺らお前より全然弱いぜ?」
「ああ、特訓するからな」
それに友達と組むのは楽しいし
「そんな簡単に強くなるもんなのか?」
スレンもちょっと不安そう、だが俺には策がある。
「これを食べれば強くなれるぞ」
レベルアップ草である。
「なんだそれ?そんなんで強くなれるなら、みんな苦労してねーよ」
「俺のスキルは俺のスキルに増やすスキルがあるんだよ?レアなものがあればすぐ複製ちゃうんだ、これはレベルアップ草って言って、珍しい草なんだ」
創造のことは黙っておく
「へー、今更だけど、パーティーメンバーがお前でよかったわ」
レベルは大事だからな、そういうのもしょうがないが、悪い視点から見たら利用されてるやつみたいだぞ
「まあ、今から100本ずつ渡すから、明日までに食いなよ」
「あ、ありがとう」
一応俺のレベルアップ草の数は
レベルアップ草×9999
これ以上持てなかったんだ、『創造』しても『異空間収納』に入れようとしたら跳ね返される...誰だよ、無限に入るとか言ったの...
他のは何故か入る
不思議だ、まあ異世界だからだろう、それで何もかも話が通るのが面白いけど
「今、一本食べてみ」
みんな俺の顔に気づいているだろうか、ゲスな顔をしてるということを
パク....すると
「うぇ!にっが!!」
「なんだこれ!?食べ物なのか!?」
「?」
シーナだけパクパク食べている...え?
「ちょっとシーナ、その草食べさせて」
「いいですけど、なんでです?」
「いや」
俺は恐る恐るその草を食べた...
!?
「にっが!」
そりゃそうだ、苦くないわけなかった。
「プププッ、自分ではめといて自分で引っ掛かってやんの!」
マデルこの野郎...
「はい、マデルは強くなってほしいから、もう100本ね!」
「え、ちょ...」
「これ、明日になったら効果切れちゃうから食べないと勿体無いから、頼むよ」
「さすがにきつい...」
「じゃあ、俺帰る!」ピューッ
「あ....」
ざまあみろー!煽るからこうなるんだ!俺を怒らせたらこうなるんだ!おぼえとけー
ユートは去って行った。
「これ、マジで食うの?」
「頑張れ」
「美味しいじゃないですか?」
シーナはキョトンとしている。
「よしシーナさん、これ食ってくれ」
マデルは100本のレベルアップ草を上げた
「別にいいですけど...マデルくん、弱くなりますよ?あと呼び捨てでいいです」
「え?そういえばこれ、レベルあがるのか...うーん、やっぱいい、俺が食べる」
勇気を出して言ったが
やはりシーナはキョトンとしている。
「そうですか、頑張ってください!私はもう食べ終わりましたから」
シーナのバックにはもうレベルアップ草は一つもない。
「はやっ!いくら好きな食べ物でも、そんなに早く食べれるわけないだろ!」
「いやー、でも、食べれば食べるほど力が湧いてきたんです!」
シーナの胃袋はどうなってるのだろう
「まあいいや、帰ってから俺も食べるわ、じゃーなーお前ら、明日もここに...って!ユートに言ってないじゃん!」
「ユートの家知らないのか?俺は今日初めてあったから知らないが?」
「私も...昨日が初めてで...」
マデル以外誰も知らないようだ。
「ええ!俺が行くの!?確かに家は近いけど...えー、しゃーねーな、行くわ」
「よろしく」
「よろしくお願いします」
そしてマデルたちはみんな解散した。
俺の家にきたマデルは俺をドロップキックするように来た。
痛くないけど...心が痛いぞ。
マデルは俺に明日の集合場所と時間を言ってから、ドスドス帰って行った。
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