9話 別室とギルドマスター
ここは別室である、3人いる
俺 メルル 女の子
「なぜ、貴方がいるのですか?シーナさん」
「この人の関係者だからです!」
いや、今初めて名前知ったんだけど...
「と言ってますが、ユートさん本当ですか?」
知らない人ですって言ったら可哀想だなー
でも大事なことを言うなら知らない人に聞いて欲しくないなー
しょうがないな
「はい、まあ一応...」
メルルさんは少しため息をついた
「シーナさん、あなた昨日冒険者になったんですよね?それに知らない人に助けてもらったーって楽しげに自分で私に言ってましたよね?それにそれにあなたユートさんに惚れ.....「ちょっと待ったああああああ!」
シーナさん?であってるよね、すっごい大声だな...
シーナさんはそのまま言葉を続ける
「わ、私そんなこと言ってない!ユートさんに助けてもらってお礼をしたかっただけなんです!それしか言ってません!」
「じゃあ関係者じゃないですよね?」
「あ!いやでも助けてもらったって言う関係はあるじゃないですか!」
すごい慌ててる、そしてメルルさんは俺の方を向いた
「じゃあ、あなたが決めてください」
「ユートさん!いいですか?」
うーん、お礼もらえるなら貰いたいしなー
よし
「いいですよ、そんな自分のことなら大丈夫です」
「わかりました、では話しましょう」
メルルさんはギルドの説明をした
「冒険者ギルドには特殊なルールがありまして、その中にランク設定を自分ですることができるんです」
「ええ、それじゃあ全員高ランクじゃ...」
「話は終わってません、その方法は、実力を見せること、ギルドに1つの施設に1人は必ず〔ギルドマスター〕がいるんです、ギルドマスターは基本冒険者ランクA以上じゃなければなれないのです。」
ギルドマスターねえ...
強いよな、ギルドマスターって
実力ってことは闘うってことだよね
「じゃあここの冒険者ランクAのギルドマスターと戦うってことですよね?」
「まあ、そう言うことになりますあなたを私が推薦したいところなんですが...、ここは特殊な冒険者ギルドなんです。ですのであなたに決めてもらいたくて.....」
特殊な?ここはまあすごくいい村だと思うけど
王都に比べたら、そんなすごくちっちゃいぞ
「なぜです?」
「.....ここのギルドマスターは伝説の冒険者ランクSなんです...ここには自らギルドマスターになりにきたらしいですけど」
ランクSか....
本で読んだ限りは、ランクSは世界で10人もいないと書いてあった。
そのうちの1人なのか
「まず、戦いで勝つのは無理でしょう、ですのでわたしから.....」
「いいえ、戦わせてもらいます」
俺が勝てるかわかんないけど、自信湧いてきた!
「ええ!?無理ですよ!?それに負ければランクEからなんですよ!?」
「負けたら負けたでそれはしょうがないと思います、でも俺は自分の力を確かめたいんだ」
俺の力が上の存在に通用するのか...
やってみなくちゃわかんない
「わかりました、が、少しお待ちください、ギルドマスターは今不在ですので、明日には来ると思いますよ、それまではランクなしとさせていただきます」
「はい、わかりました、とりあえず途中で見えた、素材売り場に行きたいんですけど、使えますか?」
「はい、特別にご利用できるよう手配しときます」
「ありがとうございます」
そうだよなー、この『異空間収納』に溜まったゴミどうにかしたいんだよね、邪魔だし
「じゃあ行ってきます」
「あ、ご利用できるようにしますんlでご同行します」
「あ、私も行きたいです!」
シーナさん....いたのか、もう話し合いに参加してなかったから空気だったぞ。
俺たちは別室を出た
読んでいただきありがとうございました!
次は魔物を売ります。
どんな額になるのか楽しみですね
評価お願いします!