1話 創造神とスキル
しゅーくんです。
この作品を書くことがすごい楽しみにしてました!
みんな楽しく読んでくれたら嬉しいです
めっちゃ下手だけどストーリーはちゃんとしてると思うから温かい目で見守って欲しいです!
俺の名前は 長谷川 優斗
精密機械工場が職場のごく一般人である。
精密機械といえばスマートフォンやパソコン、ソーラーパネルもなぜか作っている。
そして俺には趣味があった。
ライトノベルをよく読むことだ。だがオタクほどではない、月に2冊くらいだ。
そんな平凡な毎日だったんだ。
ある事件が起きるまでは.......
通勤時間、俺はちゃんとした歩道を右側通行していた。前で少年がサッカーボールを蹴りながら歩いている。
危ないだろ、注意するかな、俺はこれでも大人だ、これも大人の仕事だよな
腕を組んで上を向きながらうんうん頷いている俺、注意するか...
「おい、あぶな.........」
「あ、ボールがー」
タタッとボールの方に向かって走っていく少年。
歩道とは違う色をしてる道....車道....
車が横から来ている。
おい!ばかっ!
「危ない!!」
ドカッ
.............................
周りがキャーキャーうるさい。
俺の右手の感覚がない、どうしたんだろう俺....
やっべー、めっちゃ血出てるよ...
早く救急車来ねーかな...
あれ?腕がぐしゃぐしゃ......
死ぬのかな、俺...
その後、彼は息を引き取った
この瞬間で俺の人生は終わりとなった
はずだったのに......
死んで魂だけが抜けた、めっちゃ中に浮いてる気持ちいいー。
そんなこと考えているが現実を見よう。
目の前にめっちゃ美少女の人が浮いている。
真っ黒の髪の毛で日本人の顔立ちをしている。
目の色が少し光ってるのが気になるし....
黒いゴスロリを着ている。
それと後ろにかけてある鎌.....
デカすぎじゃない?
話しかけなくちゃいけないかな....
怖いんだけど、鎌持ってるんだけど...
「あのー....誰ですか?」
「うるさい、少し黙って」
ええええ、こっわ、なんなんこいつ...
てかよく見ると喋ってないけど口がパクパクしている。
それよりも美少女の裏って全員こうなのか?
そう思っていると、目の色が黒く変わってこっちに向いてきた。
「お待たせしました、とりあえず名乗っておきます、生死の番神メーナと申します」
生死の番神って、聞いたことない、ラノベでも聞いたことない。でもまあ、とりあえず名乗っておこう...
「あ、はい、俺は長谷川 優斗です」
「存じ上げております、ではついてきてください」
存じ上げてるのかよ!意味なかったな!
確かに俺を担当してるなら知ってて当然だけど!
とか思いながら俺はメーナというゴスロリ美少女について行った。まっすぐ進んでいるだけでは楽しくないので、話しかける。
「俺はどこにいくのでしょうか?」
「知りません、あなた次第です、ですが聞いた話によればあなたは天国だと思いますよ?」
おお、まじか!確かに少年を助けたし?
いくのは当然だと思いますけどね。
「その通りです、助けてなかったらあなたは地獄でしたよ」
まじかー......って!ちょっと待って!俺まだ話してもないんですけど!?心の声聞こえる系ですか?まじでラノベみたいでびっくりなんですけど!
「そうです、一応言っときますと、神の属性を持つものは、訓練すれば聞こえます、そのせいで聞きたくないことも聞こえてきますけどね」
「はい、すみません」
本当にすみません
そのあと、ずっと無言のまま周りを見渡して景色を眺めていた。
するといきなり、メーナさんが前で止まった。
ちょっと待って!ぶつかる!
「空間転移」
「えっ!?」
びっくりしたままスーッと前を通り過ぎていく...
空間転移!?
魔法かよ!いいな!いいな!
俺も神の属性欲しい...
「あげることは簡単ですが、多分魂が消滅します」
「やっぱいらないです」
メーナさんは上に飛んでいた。そんなに嫌だったか。
それに、これから天国なのに魂が消滅したら元も子もない...
メーナさんは目の色を少し変えて俺に言う。
「少し離れてください」
「は、はい」
ピューンとすぐどいた。
「魔法解除」
その瞬間、魔王の扉が出現するかのように扉が出てきた。
でっかい
「では、行きましょう」
「こ、この扉に入るんですか?」
「はい、そうです、この先は閻魔様がいます、少しでも機嫌を損ねればあなたは消滅するでしょう」
こっわ、閻魔様、心の声閉ざしとこ、俺は無になって入って行った。
「....!..........!」
なんかすっごい聞こえる...
何言ってるかわかんないけど覇気が伝わってくる。
「閻魔様の前に行ったらお辞儀をしてください。それだけでいいです」
「あ、はい」
トコトコ歩いているうちに前まできた。
閻魔様は大王と書いてある帽子をかぶっていて...
本当に怖い顔をした閻魔様がいた。
お辞儀をしてから、椅子があったので、座っていいの!?っていう目線をメーナに送り頷いていたので俺は座った。
「次はえーっと......」
なんか紙をガサガサいじっている。
「はいはい、長谷川 優斗、貴様は天国と地獄
どちらに行きたい?」
なんて意味のない質問なのだろうか、決まっているだろう。
「天国です」
俺ははっきり言った、なんの迷いもなくはっきりと...
「はい、じゃあ地獄で」
えええええええええええええええ!!??
なんで!?!?!?
「ちょっと待ってください!なんで地獄なんですか?」
そう反論する俺、閻魔様の顔が数段怖くなってきた。
「ごちゃごちゃうるさいわ!!この俺様が決めたことはもう決定事項だ!!反論は許さん!」
ちょっと!メーナさん!?俺はメーナさんの方に目線を送った......
あちゃーみたいな顔しないでくださいよ!
天国って言ってたじゃないですか!
俺どうなるんだよ......
俺の心の中は絶望に変わってしまった。
それだったら神の属性手に入れて消滅した方が楽だったかもしれない、そう思っていると
後ろから声が聞こえてきた
「なんじゃさわがしいのお、元気しとるかのお?、53代目閻魔大王トール」
なんだなんだ?また変なやつが現れたぞ...
白い髭を胸らへんまで下げていて頭ははげている、普通のおじさんだった、だがめっちゃ光っている。
ザッ...
閻魔様は机から降りて膝をついている。
同じくメーナも膝をついている。
そこら辺の悪魔も膝をついていて...
ついていないのはこのおじいさんと俺だけだった...
「はい、お久しぶりです、創造神様」
閻魔様がそういって頭を下げている。
創造神、ラノベでいう、世界を作った人か....
って意外とすごくね!?
なんでこんなところにいるんだよ!
「おお、そこの青年じゃ、わしに用があるのはそこの長谷川優斗じゃ」
「ええ!?おれ!?!?」
創造神が俺に用!?
「そうじゃ、すまんがそこの青年、きてくれ」
「あ、はい」
「創造神様私にも同行の許可をくれないでしょうか」
「ダメじゃ、これは大事な用だからのお」
「わかりました」
閻魔様めっちゃ礼儀正しい...
さっきまで俺の決めたことは何言っても変わらんとか言ってたのに...
もう一回閻魔様の方を見る....
キッとこっちを睨んでいる....
あ!そういえば心の声が聞こえるんだ!
ごめん閻魔様。
すると創造神は魔法を唱えた。
「部屋」
そんな魔法あんのかよ、まあ創造神だからなんでもできると思うけど...
「入りなさい」
「はい、失礼します」
バタンと扉を閉めると扉が消えた。
そういう魔法なんだな。
創造神が口を開く...
「わしの名前は10代目創造神クリオじゃ」
なんか赤い帽子の人がいつも踏みつけてそうな名前だ。
「わしの名前はどうでもいいんじゃ、お主、転生してみないか?」
いきなり言われたのでびっくりしたが、ラノベを読んでいたのでびっくりより、喜びの方が上だった。
「したいです!もしかして魔法とかは!?」
「あるぞ、とは言ってもわしらに比べたらひよっこじゃがの」
やばいドキドキ止まんねええええ!
「大丈夫です!特訓するので!」
「ならいいのじゃが、ならばスキルを一つ選ぶが良い、この中からな」
空中に画面が出てきた、
おお!いっぱいある!!
神か!最強なのを選ぼう
どんどんスクロールをしていく......
ピンと来ない、詳細もいろいろ見ているがパッとしない............おっ
「創造....?」
そこにあったのはスキル『創造』詳細をみると...
〜創造Lv.1〜
【ステータス創造】1回のみ 上限全てで1000
【物創造】1日50回 範囲125㎤
【???】
【???】
【???】
【???】
なんか面白そう!!
これにしよう。
「これにします!!」
創造神様が確認しようとする...
すると創造神の目がばっちり開いた。
「な!?なんでこのスキルがここにある!?」
めっちゃ驚いている、なぜだ?創造神様が用意したわけじゃないのか?
「なんでそんなに驚いているのですか?」
「当たり前じゃろう、わしとおんなじスキルがここにあったら、誰でも驚くわい」
「え?創造神様がこれを用意してるんじゃないんですか?」
「違う...今みえているのは、君の潜在能力に合わせたスキルが反映されておるのじゃ、意味がわかるかの?つまり君はわしと一緒のスキルが手に入るわけじゃ」
まじかよ!めっちゃいいスキルじゃん!
欲しい、絶対これにしよ...
てことは待てよ、この【???】知ってるんじゃないか?
「じゃあこの【???】になってるやつなんなんですか?教えてください!」
「ダメじゃ、自分の力で見つけろ」
「ええ、そんなこと言わずに.......」
「じゃあ行ってもらうぞ、スキルはもう体の中に入れた。」
もう転生の陣を作っていた。
はやっ!まあいいかな、俺は転生して無双するんだ!
俺は陣の中に入る。
「あとお主、くれぐれもこのことを他の者に言うでないぞ、そうなった場合わしがお主の前に出て消滅させるからのう」
「こわ!わかりましたくれぐれも『言ったり』なんかしません」
めっちゃ使ってやる!
「まあいいじゃろう、お主の体は5歳からじゃ、じゃあ頑張ってくれ」
「ありがとうございました!行ってきます!」
「転生」
ヒュン
「いったか、それよりあのスキルじゃ」
あれは選ばれた人間しかもらえないはず
「わしが責任とって管理しよう..........」
まああのものなら異世界を堪能できるじゃろう。
説明もちゃんと....
あの世界の説明するの忘れとった。
とにかくわしの考えた世界で頑張りたまえ長谷川優斗...
読んでいただきありがとうございました!
次もすぐ出します
ブックマークとか色々してくれたらすごく嬉しいです!また書くぞって気分になれるのでよければお願いします!