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【完結】余りもの同士、仲よくしましょう  作者: オリハルコン陸
オマケ

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宝箱コレクションNo.3 劇場のチケット

こちらも同じく、「黄色い花」~「日課」くらいの出来事です。

劇のチケットは、偽造防止の為に自然と凝ったものになる。


ハイライトのシーンの絵や、有名な台詞。箔押しや切り込みに透かしなど。

とても美しいので、記念にとっておく人も多い。


私ももちろん、とってある。

ジェイと行った劇のチケットは全て。

後からひとつひとつ見て、思い出すのだ。


その日のジェイの装い。

劇の後のお茶での会話。

ジェイの表情。


どれも鮮明に思い出せる。



一枚のチケットを手に取った。

ピンクから紫へとグラデーションがかかった紙に、エンボス加工で草花が描かれた「茨姫」のチケット。


この時は確か、私が階段で躓いてしまって、けれどそれを難なく抱きとめてくれたジェイの腕がとても力強くて…。

ジェイが男の人だということを、初めて強く意識した瞬間だった。

恥ずかしくてすぐにお互い身体を離してしまったけれど。


その時の彼の体温を思い出して頬を染めていたら、マリーに目ざとく見られてしまった。


最近ではもうツッコミが追いつかないのか、生暖かい視線を送られるだけだけれど、それでもやっぱり恥ずかしい。

何気ない振りを装って、赤くなった顔を逸らす。


一人でにやけすぎ。

恥ずかしい。


そう思うのにチケットに視線を戻せば、やっぱりにやけてしまうのだ。



今度はどんな服を着てくるのだろう。どんな話をして、どんな表情を見せてくれるのだろう。


次に彼と会う日が、待ち遠しくてたまらない。


-完-

※コレクションNo.2は、都合により欠番です。


お読みいただきありがとうございました!

まあ、良かった: ☆3

結構面白かった: ☆4

とても面白かった!: ☆5

な感じで評価お願いします!


別に面白くなかったら…いいです(´・ω・`)

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― 新着の感想 ―
[一言] 結構な前に読んでブックマークしていたものの、番外編というかオマケに気が付かず、ブックマークの更新通知見直ししていたら今になって未読があるのに気がつきました!ナニこの冬物上着から千円札出てきた…
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