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【完結】余りもの同士、仲よくしましょう  作者: オリハルコン陸
本編

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11/27

動けない…

彼の去った部屋の中、動けない。

先ほどの彼の様子が、何度も頭の中でぐるぐると回る。


仕方がないと言いながらも、辛そうな顔をしていた。

決して、あっさり別れを決めた態度ではなかった。


「俺のことなど、何とも思っていない癖にっ…」


そう私を責めた時の語調の強さ。

瞳の鋭さ。

何より



「好きだった」



彼はそう言った。

彼は確かにそう言った。

そんなの、別れる女に言うセリフじゃない。

いくらでも替えのきく相手に言うセリフじゃない。


彼は…本当に私が好き…?

私のことを特別だと思ってくれている…?

彼にとって私は………冷たく突き放したあの子とは…違う……?

だったら…


私は…彼を好きでいてもいいの?

当たり障りのない夫婦以上の関係を、期待してもいいの?

彼から愛されることを期待してしまってもいいの?

それなら…

それなら…私は……彼と………



でも…


婚約解消の手続きをすると、彼は去り際にはっきりと言った。

もし、彼が本当に私のことを好きでいてくれたのだとしても…


もう手遅れ………


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