第1話 異世界転生
ども、土日は寝間着のまま過ごすことの多いカトユーです(すごくどうでもいい情報)。
今回もうっすい内容ですけど許してクレメンス…
「……ください。……きてください」
来てください?
「起きてください」
んあ、起きてくださいだったのか。
心地よい眠りから覚めると、俺を起こしたのはキレイなピンクの髪をもつ美少女だった。
……え?
美少女!?
「ふぁっ!?」
慌てて身体を起こすと美少女に膝枕をされていた。マジで!?
「何だっ!?何だっ!?」
俺達が居たのは大木の木陰だった。周りには美しい草原が広がっている。
ドコ?ココ?
俺は確か…あれ?何してたのか思い出せないぞ??
名前は小山内隼平。年齢は……、思い出せない。日本で暮らしていた、んだが、日本がどのような場所だったか覚えていない。
う〜ん……、何か思い出せないか…?
……あ、ラノベなら思い出せる。タイトルとか話の内容は思い出せた。でも、どこで読んだか、何時読んだのかは思い出せない。
不思議な感覚だな。
「ご主人様?」
「へ?」
考え事をしていたら美少女に不思議がられた。てか、ご主人様呼び!?この子との関係は何??
「スマン、考え事してた。……それで『ご主人様』と言うのは?」
「ご主人様はご主人様です。私が仕える人のことです」
そうだけど違う()
そんな俺を見て何か思ったのか…おい、その面倒くさそうな目を向けるのやめてくれ。
「はあ……、ご主人様は何も知らないんですね」
あー、そうだよ。てか、溜息つく程のことか?
こちとらさっきこの世界に来たばっかりなんだぞ?
「では、ご主人様、これからご主人様をサポートするアリスです。宜しくお願いします」
「お、俺はジュンペイだ。よ、宜しく」
いかん、こんな美少女と面と向かって話すのが辛すぎる(美少女耐性ゼロ)。
「まず、私の存在意義ですが、異世界から転生してきたご主人様をサポートすることです。その為、私は戦闘はもちろんのこと、家事や洗濯等の一通りのスキルを身に付けています」
おお……、万能じゃないか。
しかし、美少女の手料理か……。早く食べたいなあ()
「そしてご主人様が召喚された理由ですが……」
解った、魔王を倒して〜とかなんでしょ?
「この世界を変えるためです」
へ?予想以上に大きなことだったんだけど。世界を変える?
「この世界の人類は長らく停滞しています。文明の発展は滞り、ここ数百年間全く進歩していません。そこで別世界から人間を投入し、人類世界、文明の発展させようしているのです」
ああ、なるほど。てことは生産チートとかでなり上がれば良いのかな?
「また、この中には、人類の発展を阻害する魔王の討伐も含まれています」
やること多くない?
「もちろん大変なことが多いとは思いますが、私が傍でサポートしていきます。まずは二人で頑張りましょう!」
そう言って彼女は胸の前でガッツポーズをした。可愛い、癒やされるぅ……
「とりあえず、近くの街に向かいましょうか。道中で色んな話をしたいと思います」
彼女に言われるがまま、俺達は近くの街へと向かうことになった。
主人公が思ったよりクズっぽく仕上がってしまった…
ホントはもっと良い子なんです(保護者)。
次は明日。
Twitterやってます
カトユー(小説家になろう)
@RVdX8yzugRufoNT
https://twitter.com/RVdX8yzugRufoNT?s=09