表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/6

7歳 順調に育つ

 7歳になった。

 この世界では年が変わるとみんな一斉に歳をとる。

 みんな1月1日が誕生日みたいで1月1日に街や村でお祝いをする。


 学校に入学するのが1月で卒業するのが12月となっている。

 兄は5日から王都セレノア学園中等部に入る。


 初等部もあるが大体の貴族は家庭教師で済ましほとんどが平民が通っている。

 低所得の平民や孤児は教会で学ぶようになっている。


 剣や魔法も習い大体の知識は中等部で事足りる。

 錬金術師や薬師、学者など特化した知識を学ぶには高等学校に行かなくてはならない。

 兄は領地経営をより深く知識を得るため高等部まで進学する。


 大体は中等部を卒業したら仕事に付き高等部に行くのはごく僅かだ。

 マルスも中等部卒業したら騎士団に入る予定である。


 一般的にセレノア学園と呼ぶのは中等部のことを指す。

 高等部の生徒はセレノア学園高等部ですといちいち付け足して

 言わなければ中等部の生徒と間違われてしまう。


 マルスは相変わらず剣を振るって走って魔力操作を鍛えている。

 父との剣術は剣道のスタイルどおりスピード中心に剣を振っていたら父に褒められた。

 打ち合いも長くなってきたし成長してるのを感じる。


 家庭教師と勉強したけど歴史と礼儀作法と社交ダンス以外はすぐ理解し学園で教わる分まで2ヶ月もかからずに習得した。

 その歴史も1からの知識を頭に叩き込むまで4ヶ月で吸収した。


 ただ礼儀作法とダンスは厳しい先生ながら半年もかかった。

 なんとか早々中学卒業分まで勉強を終わらせた。


 兄が領主になったら平民になってしまうので礼儀作法やダンスは不要だと思っていたが次男は嫡男が何かあった時のスペアの役割もあるので渋々やることとなった。

 領主なんて責任重すぎるからぜひ兄には健康で長生きして立派な男子を生んで欲しい。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ