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奴隷少女は覇王に恋をする  作者: 紺色のアイリス
一項 奴隷と覇王
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肆噺 【開いた口へ牡丹餅】

牡丹餅、私は食べたことありませんが、皆さんはありますか?

基本的に餅は好きではないので別にいいですが

今回は会議が終了したところからです


 無事とは言えないが、会議が終わった。会議の内容は犯罪集団などの話だった。

 それと、もしもの時のために覇王の継承者についても話し合った。その話の結果、もしかするとアイリスがオーバーロードの継承者になるかもという話になった。


「わ、私が、覇王様の…」


「もしかしたらだから、今は深く考えなくてもいい」


 オーバーロードに言われ、アイリスは少し安心する。


「皆さん今日は疲れたでしょう。今日はここに泊まっていって構わないわよ。基、泊まっていってもらえるかしら」


 ドラゴンロードの言葉にインフェルノロードが疑問に思う。


「もらえるかって、どういうこった?」


「ファスターが死んでしまったことで、夜の話し相手がいなくなってしまったのよ。だから、淋しいの。それに、今帰ったところで用事ないでしょ?」


 ドラゴンロードに痛いところをつかれ、全員黙り込むしかなかった。


「そうどすな、うちの相方は病院で別の人にひてもらってはるし、もう一人の相方はあまり貴方達を知りまへん。良い機会やと思いますな」


 イノセントロードはそう言って胸股から扇子を取り出し、扇ぐ。


「ま、いっか。オーバーロード、お前はどうするんだ?」


 エンペラーロードに言われ、オーバーロードはアイリスに目を向ける。

 嫌…という顔ではない。少し、ワクワクしているような顔だ。


「アイリスもお前らについて知らないことがあるし、泊まってくか」


 こうして全員がドラゴンロードの城で泊まることに。

 城には来客用の部屋が覇王の人数分ある。付き添いは同じ部屋ということになる。


「もう少しでお昼時ですし、お昼でも食べましょうか」


 コンケストロードがそう言い、全員賛成。昼はエンペラーロードの付き添いが担当することになった。


「エンペラーロードの付き添いの飯を食うのは実に三年ぶりだな。どうだ?腕は上がったのか?」


「かなり上がったぞ。この前俺様の近くの国でプロ料理人に圧勝してたな」


 アマがプロに圧勝出来るはずはない。偶然にしては圧倒という言葉は不似合いだ。という事は、相当腕が上がっているのだろう。


「料理…ですか」


 アイリスが考える仕草をして唸っている。


「いい子だな。お前の為に料理を勉強しようとしてんぞ」


 インフェルノロードがそう言い、アイリスを褒める。しかし、アイリスの耳には入っていない。


「アイリスくんは努力家じゃのう。お前さんも見習ったらどうじゃ?」


 ビーストロードは付き添いに言う。付き添いは顔を縦に振り、承諾したようだった。


「ドラゴンロードはん、ここで煙管きせるは吸っても宜しくて?」


「別に良いけれど、程々にね」


 ドラゴンロードの了承を得たイノセントロードはどこからともなく煙管を取り出し、吸い始めた。


「……思っていたことがあるんですが、イノセントロード様とサムライロード様は少し変わった格好をされていますよね」


 考え終えたアイリスが煙管を吸うイノセントロードを見ていった。


「うちらの国は歴史が他国とは異なりがあるんどす」


「だから、服の文化も少し変わっているのでござるよ」


 イノセントロードの着ている服は ″ 浴衣 ″ というらしく、綺麗な雰囲気がある。その雰囲気を色気と共に引き立てているのか、イノセントロードは服を崩して着ている。

 光を薄く反射する綺麗な肌が大胆に露出されている。乳房が見えそうな程に垂れ下がった服。肩や脇といった部分も露出されている。

 サムライロードの着ている服は ″ 忍着 ″ という服らしく、とても動きやすそうだ。鼻と口を隠している黒面、鉄で出来た肩当てに膝当て。手には網目の手袋のようなものを着用している。


「なんと、言いますか、イノセントロード様は大胆ですね」


「そうどすな、うちの国でもここまで露出をしよるもんはおりまへんなぁ」


 イノセントロードはそう言って煙管を吸い、口から煙を出す。


「なんでそんなに服装崩してるんだ?」


 オーバーロードの問いかけにイノセントロードは煙管を回しながら回答する。


「そうどすなぁ。昔は『色欲の覇王』とも言われておったさかい、その時の服装に慣れてしもたってことどすぅ」


 イノセントロードは煙管を口に運び、一息する。


「そう言えば、皆さんはどう言った『覇王』なのですか?」


「なんじゃ、アイリスくんは知らんのか?」


「…はい。私の国では多分、一代前の覇王の情報しかなかったものですから」


 そんなアイリスにインフェルノロードが口を開いた。


「おいは『駆逐くちくの覇王』だ。炎魔法とか、炎攻撃が得意だな」


「儂は『御影みかげの覇王』じゃ。他の言い方で光の賢者とも呼ばれとるぞ」


「僕は『伏龍ふくりゅうの覇王』ですかね。特に意識はしたことないけど龍の技を多用してるっぽいです」


「わすは『怒涛どとうの覇王』ですな」


「私は『淵叢の覇王』よ」


「一度聞いたともうが、俺様は『霹靂の覇王』だ」


「うちは『村雨むらさめの覇王』どす。もう一つ『色欲の覇王』とも呼ばれとどす」


「某は『東雲しののめの覇王』でござる」


「自分は『蛮勇ばんゆうの覇王』だよ。たまにバーサーカーって言われるかな」


「俺っちは『灼熱しゃくねつの覇王』っす。意識すれば触れたものを溶かせるっす」


「アタイは『暁闇ぎょうあんの覇王』だよ。闇の魔法が好きかな」


 インフェルノロードは駆逐、ビーストロードは御影、コンケストロードは伏龍、メモリーロードは怒涛、ドラゴンロードは淵叢、エンペラーロードは霹靂、イノセントロードは村雨、サムライロードは東雲、ぺザントロードは蛮勇、デビルロードは灼熱、ルナティックロードは暁闇。最後はオーバーロードだ。


「俺は『死絶の覇王』、『怪傑かいけつの覇王』、『刹那せつなの覇王』とか呼ばれてるな。他にも何個かあるが、よく使われる二つ名は『死絶の覇王』と『天帝てんていの覇王』かな」


 他も二つ名は複数持ちであるが、オーバーロードだけ少し多いらしく、覚えていないものもあるとドラゴンロード。


「アイリスが覇王になったら嫦娥じょうがとか果敢かかんとかつきそうだよな」


 エンペラーロードの発言にイノセントロードが答える。


「そうどすなぁ、覚醒なんかもどうどすか?」


「自分は白夜だと思う」


桜華おうかもどうじゃろな」


 全員が話している中、オーバーロードはため息をつきながらアイリスに言った。


「まぁでも、覇王になるには強くなくちゃな」


「…………強く」


 アイリスは何かを決心したようにオーバーロードを向いて口を開いた。


「私に魔法を教えて下さい、覇王様」


 アイリスの言葉にその場は静寂に包まれた。


「ア、アイリス!?お前、オーバーロードにそれを頼むのか!?」


 最初に驚きを声にしたのはエンペラーロードだった。


「?……何か問題があるんですか?」


 アイリスの問いかけにドラゴンロードが少し笑いながら回答した。


「オーバーロードはね、この中で一番強いのよ」


「……え、そうなんですか?」


「疑われてやんの」


 インフェルノロードがオーバーロードのことをコケにする。


「アイリスくん、お前さんは知らんと思うが、オーバーロードはこの中で剣術、魔術、武術に置いてトップを誇っとるんじゃよ」


 アイリスが驚いた顔でオーバーロードを見る。


「……ワイン飲ますぞ」


「すいません、ですが、本当に驚いているんです」


 アイリスの言葉にオーバーロードはため息をつき、問いかける。


「…まぁいい。で?アイリスは俺に魔法を教わるのか?」


「魔法、と言うより……全てです!」


「は?全て?」


  ″ 全て ″ という言葉に全員が硬直する。そして口を開いたのはルナティックロードだった。


「アイリスちゃん、それ本気?」


「はい!本気です!」


 アイリスの目は真っ直ぐで曇りの一端もない。


「……あー、分かった。でも、流石に武器は持てるよな?」


「一応持てると思います」


 不安な言葉を口にするアイリス。オーバーロードは少し怒りそうになるが、考えることをやめてアイリスを連れる。


「ドラゴンロード、庭使うぞ」


「別に構わないわよ。物は壊さないでね」


「……善処はするさ」


 オーバーロードはそう言って部屋を出る。アイリスも連れられ、部屋を出た。


  ◇◇ ◇◇


「ここら辺でいいだろ」


 オーバーロードは止まり、アイリスから手を離す。


「広いお庭ですね」


「あぁ、あいつの事だ。七十二万ヴァリスは出してるだろうな」


「な、七十二、ですか…」


 お金の単位はウォルト、ライト、チェック、ヴァリスの四つに分けられる。ウォルトは万まである。ライトも万、チェックは億がある。ヴァリスはけいまである。


「よし、じゃあ始めるとしよう。取り敢えず、魔法には段階があるのは分かるな?」


「はい」


 魔法段階。別名、当十とうじゅう等級レイヤー。一から十まである。

 一等級ファストレイヤーは誰でも使える。さいを持つ赤子も使える程度。二等級セカンドレイヤーは十代を超えれば誰でも使える。三等級サドレイヤーは少し魔法に特化していないと使えない上級者向けの段階。四等級フォストレイヤーは魔法の才に長けていないと使えない。五等級フィフスレイヤーは使えるのもが限られてくる言わば選ばれし者が使える魔法。六等級シクシズレイヤー、使えるものは世界の半数と言われる。七等級セブニングレイヤー、王族レベルの者がようやっと扱える魔法。八等級エイルレイヤー、使える者は天使とも言われ崇められる。九等級ナイリーレイヤー、悪魔と恐れられるか神として崇められる。そして十等級パーフェクトレイヤー。使える者はほんの僅か、使える者が現れればそれはもう覇王に匹敵するであろう存在となる。


「アイリスは何番目まで使える?」


「はい、四等級フォストレイヤーまでなら使えます」


「アイリスは南関大陸フェイリスの魔族だし、今日一日だけでも六までなら使えるようになるだろ」


 通常の人間、獣人などであれば一日に一段階上げれれば奇跡だと言われる。魔族は地域ごとに変わり、南関大陸フェイリスの魔法ともなれば二段階から三段階は上に上がれる。


「先ず、魔法には確りした順序がある。それは分かるか?」


「えっと、魔法の段階を上げる順序ですか?」


「あぁ、そうだ」


「……わ、分かりません」


「そうか。なら、今から俺が言うことを意識してみてくれ」


 アイリスは頷き、オーバーロードの言うことをしっかり聞く。


「目を瞑るんだ」


 アイリスは目を瞑る。


「魔法には大きく分けて三つ発動方法がある。一つは自らの魔力のみを消費するもの。二つ目は体外の魔力のみを消費するもの。三つ目が自らの魔法と体外の魔力を合わせて消費するものだ。」


 魔族は大抵二つ目の魔力を扱う。だが、アイリスは特殊にも三つ目の魔力操作が可能だ。魔力によって使える魔法は変化する。


「まずはイメージだ。魔力とは自分の生命力、そして大地の源でもある。それを感じるんだ」


 アイリスは自らの魔力と体外の魔力に意識を分散させる。ツイン魔力を操作出来る者は大抵このイメージ動作から始める。アイリスもそれは知っている。


「魔力は言わば水だ。体の水の循環、世界の水の循環をイメージするんだ」


 ──循環を、イメージ…


 アイリスの脳内には水の流れが浮かんでいた。流れる水、堆積する水、凝固する水、降り続ける水。それらは何ら変わらない世界の法則だ。


「…………板に付いてきたな。なら次のフェイズだ。目を開けてもいいぞ」


 オーバーロードの言葉にアイリスは応答せず、イメージし続ける。


「こいつは驚いたな。集中し過ぎると何も聞こえないタイプか」


 オーバーロードはアイリスに近付き、耳元で囁いた。


「……目を開けてもいいぞ」


 アイリスはゆっくりと目を開ける。


「……目を覚ましたか?」


「……はい…わあっ!?」


 アイリスは驚き、オーバーロードから距離を取った。


「ど、如何して囁いて…」


「お前が集中し過ぎると何も聞こえない体質だから囁いたらどうかと思ってな」


 囁くことで声だけでなく、息もかかるということだ。


「と、取り敢えず、次は何をするんですか?」


 頬を紅くしてアイリスをオーバーロードに問いかける。オーバーロードはアイリスの前に立ち、回答する。


「次は魔力を出してみろ」


「……魔力をですか?どうするんです?」


「こうやって出すんだ」


 オーバーロードは両手を近づけた。すると、そこに稲妻が軽く走り、風が舞う。その中央を水のようになった魔力が出現していた。


「このように魔力を目に見えるようにする。これにはコツがいるから魔族でも二日はかかるな」


 オーバーロードがそんなことを言っている間にアイリスは目を瞑り、オーバーロードのようにしていた。


「イメージの良いアイリスでも時間は……おいおい、マジかよ」


 オーバーロードはアイリスを見る。アイリスの手の中に水のような魔力が球体を作っていた。


「俺でも一週間は掛かったぞ。魔法の才能があるのか?いや、それでも一瞬でできるわけが無い。まさか、天佑てんゆうの持ち主か?」


 天佑、又は加護と呼ばれる。神が生み出したとされる物だ。数すらもわからず、何が存在するかも定かではない。


「天佑を持ってるってことは、覇王の素質が?いや、天佑を持ってるからと言って覇王の素質がある訳では無いか。でも、これは凄いな」


 オーバーロードがそんなことを言っていると、魔力は膨張し、地面を氷で覆う。


魔力低下マナ・エデルト


 オーバーロードがそう言った途端、アイリスの手の中にあった魔力、地面に広がる氷結の魔力が消え、アイリスは膝をついた。


「わ、私は何を?」


「アイリス、お前は天佑を持ってるかもしれない」


「天佑?私がそんなものを持っているわけがないじゃないですか」


「いや、天佑は神から賜る物。アイリスが俺と出会うのも必然だ。そう考えれば、アイリスが天佑を持っていても何らおかしくはない」


 天佑を持っている者は多い。しかし、その天佑は効果の善し悪しによって決まる。悪い物はとことん悪いが、良い物は凄まじい。良い物を持っている者ほど覇王の素質があると言われている。


「アイリス、少し良いか?」


「?…はい」


 オーバーロードはアイリスに近付き、頭の前に手を翳した。


単略エンシェント


 オーバーロードは目を瞑り、アイリスの魔力などに意識を向けた。


 ──魔力量が倍以上ある。それに、筋力が高い。これなら俺の持つ狼煙輝大剣のろしきたいけんは持てるぞ。それに、やはり天佑の持ち主。これは……


 オーバーロードは目を開き、アイリスの頭から手を退かした。


「アイリス、お前は『波旬はじゅんの天佑』の持ち主だ」


「『波旬の天佑』?」


「あぁ。効果はこうだ」


 波旬の天佑

―魔力増大 攻撃力【大】 魔法知力向上 魔法習得率百倍 筋力増加 魔力攻撃防御【小】


「これが『波旬の天佑』の効果だ」


「す、凄いですね」


 このように、天佑があれば戦いは一気に有利になる。


「覇王様はどのような天佑をお持ちなんですか?」


「俺か?俺は『覇気はきの天佑』だ」


 覇気の天佑

―攻撃力上昇【超】 魔力上昇【極】 低レベル攻撃無効化 戦闘時魔力・戦闘力上昇【究極】 魔法攻撃力上昇【大】 武器能力解放 戦友能力共有 対敵者追跡 全武器使用可能 遠距離攻撃防御【忌中】 筋力増大 魔法的才 剣術的才 防御貫通 近距離攻撃防御【無差別】


「これが『覇気の天佑』の効果じゃなかったかな」


「す、凄いですね。敵に回したくない相手です」


「安心しろ、敵じゃない」


「あの、他の覇王様方の天佑はなんですか?」


 鳳凰の天佑 所有者:エンペラーロード

-近距離攻撃力上昇【中】 空間色覚能力 千里眼【解】 遠距離攻撃無効化 魔力値膨張 裂傷付与 回避不可能攻撃解放 遊闘【大】 敵対者自動攻撃


 翼龍の天佑 所有者:ドラゴンロード

-龍言語理解 嗅覚【超】 相棒能力五倍 底力停滞 地殻変動 毒攻撃【可】 緊急退避 敵対者攻撃五割無効 武器能力解放 中距離攻撃回避【大】


 陽炎の天佑 所有者:インフェルノロード

-炎攻撃力莫大 炎魔法【解】 視覚【神】 回避能力上昇【超】 心境把握 遠距離攻撃上限 武器能力一時的解放 戦闘時炎攻撃無効 退避能力【中】 空間把握能力【極】


 闇夜の天佑 所有者:ルナティックロード

-遠距離攻撃無効化 暗視能力 闇魔法特大化 広範囲回避不可攻撃発動可能 殺戮【快】 武器能力解放&七倍 無敵【満月】 最弱【新月】


 開闢の天佑 所有者:イノセントロード

-情報把握 敵位置把握 敵能力把握 技巧 防御無視 攻撃力上昇【中】 魔力値上限【無】 百鬼夜行【快晴】 魑魅魍魎【曇天】 大敵者情報把握【完璧】


 覚醒の天佑 所有者:サムライロード

-遠距離攻撃発動不可【自】 近距離攻撃力急増【中】 人数把握 瞬間移動 誘導能力【極】 回避不可【自】 攻撃無効【夜】 中距離攻撃回避【中】


 剣豪の天佑 所有者:ぺザントロード

-使用武器種解放 武器能力解放【剣】 近距離攻撃力膨張【神】 遠距離攻撃無効化 近距離攻撃防御【中】 知覚能力無効化 回避能力上昇【大】 近距離攻撃【蝶】


 剛毅の天佑 所有者:ビーストロード

-作戦計画能力【超】 翻弄能力【大】 超近距離攻撃【暦】 回避能力【解】 想像 裂傷無効 防御無視 無情


 渾沌の天佑 所有者:デビルロード

-誘惑【中】 幻覚 幻聴 幻影 魔法・物理攻撃【極夜】 攻撃回避能力上昇【小】 魔力値低下 誘導不可能 防御不可能


 至高の天佑 所有者:メモリーロード

-記憶能力上昇【超】 敵対者自動追尾攻撃 回避不可攻撃連発 防御力上昇【大】 移動速度上昇【小】 武器能力解放不可能 武器攻撃力増大【神】 中距離攻撃無効


 寂滅の天佑 所有者:コンケストロード

-記憶変更 回避不可攻撃無効 誘導能力【皆無】 移動能力低下 相方連携攻撃 睡魔攻撃【大】 筋力停滞 回避能力【中】 魔法攻撃不可・魔術攻撃超向上【大】


「こんなものかな」


「よく覚えていますね」


「記憶力は良い方だからな。さ、鍛錬の続きだ」


「はい!」


 オーバーロードの言葉にアイリスは元気よく返事をした。

アイリス凄い才能ですね

私もこんな強さが欲しいものですが、あっても困りますね

覇王が強すぎて何も言えないです

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